社労士のおすすめ通信講座10社の合格率実績や特徴を比較!

社労士のおすすめ通信講座スクールの合格率実績や特徴を比較!
  • URLをコピーしました!

社会保険労務士(通称:社労士)は、社会保険や労務に関するエキスパートであり、社会保険労務士法に定められた国家資格です。

社労士になるためには、年に1度実施されている社労士試験に合格したうえで、全国社会保険労務士会連合会に備える社労士名簿に登録を受けなければなりません。

まずは、社労士試験に合格する必要がありますが、合格のためには、独学もしくはスクール利用のいずれかの方法により、相当量の勉強が必要となります。

社労士試験対策の通信講座は様々なスクールで開講されているため、学習を検討している方の中には「どのスクールがいいの?」「通信講座毎の特徴は?」と悩む人も多いようです。

本記事では、社労士試験対策を行う通信講座の中でも、おすすめのスクール10社について合格率の実績や受講料、特徴を解説していきます。

目次

社労士のおすすめ通信講座を一覧表で比較

社労士の試験対策講座は様々なスクールで開講されていますが、なかでもおすすめな通信講座10社について、公表されている合格率実績や受講料、特徴について比較表(以下参照)を作成しました。

スクロールできます
スクール合格率受講料特徴
フォーサイト
おすすめ!
26.4%78,800円~
教育訓練対象講座有り
高い合格実績
eラーニングシステム「ManaBun」
全額返金保証制度
アガルートアカデミー
おすすめ!
28.57%39,800円~高い合格実績
レベル別カリキュラム
全額返金
スタディング
おすすめ!
28.80%61,800円~  安価 な受講料
スマホ完結
AIによるサポート
クレアール不明158,000円~
教育訓練対象講座有り
非常識合格法
クレ勝道場
レベル別カリキュラム
ユーキャン不明79,000円~
教育訓練対象講座有り
知名度抜群
20年以上の開講実績
TAC不明132,000円~
教育訓練対象講座有り
大手資格スクール
高い合格実績
自習室利用可
資格の大原不明79,800円~
教育訓練対象講座有り
オリコン顧客満足度1位獲得(2023年)
高い合格実績
自習室利用可
LEC東京リーガルマインド不明225,000円~
教育訓練対象講座有り
充実のテキスト教材
自習室利用可
オンスク.JP不明月額980円~安価な月額制
スマホ完結
山川靖樹の社労士予備校不明月額4,400円~月額制
スマホ完結
講座が充実
社労士のおすすめ通信講座一覧比較表
※合格率実績は各スクールで公開されている情報を参照

各スクールごとの特徴について、それぞれ詳しく解説していきます。

フォーサイト

フォーサイト社労士講座HPイメージ
引用:スタディング公式HP
スクール名フォーサイト
運営企業名株式会社フォーサイト
受講料78,800円~
合格実績合格率26.4% (2023年度実績)
サポート制度無料質問(10回~)
個別カウンセリング
合格特典Amazonギフトコード(最大2,000円分)
公式サイトforesight.jp/sharoushi/
フォーサイト社労士通信講座の基本情報

フォーサイトは、通信教育に特化して、様々な資格試験対策の講座を展開しており、数ある講座の中でも一番人気なのが社労士講座です。

初学者でも分かりやすいフルカラーテキストと質の高い講義で、毎年20%を超える高い合格率を叩き出しています。

初学者はもちろん、学習経験者であっても、丁寧に学習したい方にはおすすめの講座といえます。

フォーサイト受講生の社労士合格率は26.4%

フォーサイトの社労士講座は、高い合格実績を誇っています。

2023年度については、受講者の合格率が26.4%となっており、同年に実施された社労士試験の合格率6.4%と比較すると、4.13倍の合格率となっています。

この高い合格実績は、フォーサイトの社労士講座における最大の特徴といえます

フォーサイトの社労士講座は合格率の実績が高い!

スキマ時間に学習可能なeラーニング「ManaBun」

フォーサイトでは、社労士講座に限らず、独自のeラーニングシステムである「ManaBun(マナブン)」が導入されています。

2023年度にフォーサイトの社労士講座を利用して合格した受講者を対象としたアンケートでは、「ManaBun」の満足度は91%となっています。

「ManaBun」では、講義動画の視聴はもちろん、問題演習や学習スケジュールの設定を行うことができます。

社労士試験に合格するためには、スキマ時間の活用が不可欠です。「ManaBun」を利用することによって、最大限スキマ時間を活用して試験対策を進めることが出来ます。

Manabunの利用者満足度は91%
(※2023年度合格者の228名のうち91%)

受講生満足度の高い講義動画

講義の分かりやすさも、フォーサイトの社労士講座の特徴の一つです。

2023年度にフォーサイトの社労士講座を利用して合格した受講者を対象としたアンケートでは、講義に対する満足度は89%となっています。

社労士試験に合格するためには、テキストを通した各種制度等の理解が不可欠です。しかし、特に初学者の場合には、テキストだけを見て理解するのが難しい場合もあります。

そんなとき、テキストを補い、理解を助けるのが講義動画です。

フォーサイトでは、「ManaBun」を通して、専用のスタジオで収録した質の高い講義をいつでもどこでも視聴することができます。講義動画があることにより、スムーズなインプットを行うことができるでしょう。

フォーサイトはフォロー体制が充実

フォーサイトの社労士講座には、大きく2つのフォロー制度があります。

フォーサイト社労士講座のフォロー体制
  • 無料質問が可能
  • 個別カウンセリング

1つめは「無料質問」です。

学習の中で疑問に感じたことや理解が難しい点について、「ManaBun」を通して質問を行うことができます。

質問に対しては、専任講師や専任の合格者スタッフが回答を行います。

疑問の解消や理解の促進に繋がるため、滞りなく学習を進めることができます。

質問回数の上限
・バリューセット1:10回
・バリューセット2・3:15回

フォロー体制の2つめは「個別カウンセリング」です。

「忙しくて勉強ができない」「合格できるかどうか不安」など、学習を進めていく中での悩みや不安はつきものです。

フォーサイトの社労士講座では、こうした不安や悩みについて、専任のスタッフに相談できる「個別カウンセリング」という仕組みがあります。

専任スタッフから的確なアドバイスを受けることで、モチベーションを維持しながら、学習を継続することができます。

個別カウンセリングはモチベーション維持に効果的

なお、講師によるブログやX(旧Twitter)、YouTubeチャンネルといったコンテンツも充実しているため、勉強の合間の息抜きの際にも、有用な情報を手に入れることができます。

フォーサイトの社労士通信講座と受講料

フォーサイトの社労士講座の受講コースは、バリューセット1・2・3の3つに分かれており、バリューセット3については、オプションとしてDVDを付けることができます。

それぞれのコースと受講料、その講座内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
バリューセット178,800円
一般教育訓練給付金対象講座
基礎講座
過去問講座
バリューセット2110,800円
一般教育訓練給付金対象講座
基礎講座
過去問講座
直前対策講座
バリューセット3121,800円(通常セット)
一般教育訓練給付金対象講座
基礎講座
過去問講座
直前対策講座
過去問一問一答演習
133,800円(通常セット+DVDオプション)
一般教育訓練給付金対象講座
フォーサイトの社労士通信講座と受講料

バリューセット1・2・3のいずれも、受講料に対して20%の給付が行われる「一般教育訓練給付」制度の対象講座となっています。

バリューセット3・DVDなしの場合、所定の条件を満たしたうえで講座の受講を修了すると、「24,360円」が給付金として支給されるため、実質的な負担額は「97,440円」に抑えることができるのです。

フォーサイト社労士通信講座の返金保証制度

フォーサイトの社労士講座には、「全額返金保証制度」の対象となるコースがあります。

フォーサイト社労士通信講座の返金保証の対象講座
  • バリューセット3(通常セット)
  • バリューセット3(通常セット+DVDオプション)

「全額返金保証制度」とは、適用条件をクリアすることで、不合格だった場合に受講料が全額返金される制度をいいます。

全額返金保証制度が適用される条件は次の4つです。

フォーサイト社労士通信講座の返金保証の適用条件
eラーニングで全ての確認テストにおいて100点を取得する

本試験前日までに、eラーニングで提供される確認テストを実施すること。

確認テストは受講開始後いつでも利用でき、何度でもチャレンジ可能。

eラーニングで学力テストを受験の上、上位へ入る

学力テストの得点が上位11%に入ること。

2022年度社労士試験、全国平均合格率5.3%の2倍が保証の基準

本試験において一定の成績を残す

選択式試験及び択一式試験の合格最低点+1点以上であること

例:選択式試験の合格最低点が25点なら26点以上、択一式試験の合格最低点が42点なら43点以上

もしくは、選択式試験及び択一式試験の15の試験科目における基準点のうち、基準点割れとなった試験科目が2つ以下であること(基準点の引き下げによって基準点を満たした場合には、基準点割れの試験科目としては扱わない)。

受講期間内に本人確認書類を提出し、合格発表後14日以内に教材の返送と試験結果通知書を提出する

試験結果通知書(不合格)、本人確認書類はeラーニング上から提出し、教材一式を返送すること

確認テストや学力テストを実施し、好成績を修めたにもかかわらず、本試験に合格できなかった場合には、必要書類等を提出することで受講料が全額返金される制度です。

こうした制度があることで、試験に対するモチベーション高めつつ、安心して受講することが出来ます。

受講申し込みはコチラ

アガルートアカデミー

アガルート社労士講座HPイメージ
引用:アガルート公式HP
スクール名アガルートアカデミー
運営企業名株式会社アガルート
受講料39,800円~
合格実績合格率28.57% ※入門総合カリキュラム:22.67% 中上級総合講義カリキュラム:33.85%
サポート制度学習サポーターオンライン質問サービス「KIKERUKUN」
オンライン演習サービスTOKERUKUN
ホームルーム
定期カウンセリング
合格特典お祝い金(Amazonギフト券コード3万円分)または全額返金
公式サイトagaroot.jp/sharo/
アガルート社労士通信講座の基本情報

アガルートアカデミーでは、国内最難関といわれる司法試験を含め、様々な資格試験対策の講座が提供されています。

社労士講座では、習熟度に応じて複数のコースが用意されており、いずれのコースにおいても、高い合格率となっています。

特に「中上級総合講義カリキュラム」では、2023年度の合格率が33.85%と、非常に高い合格実績を誇っています。そのため、本気で社労士試験の合格を目指す方は必見の通信講座といえます。

社労士試験の合格率実績28.57%

2023年度、アガルートアカデミーの社労士講座の合格率は28.57%となっています。これは、全てのコースの合格率を平均したものです。

コース別の合格率も公開されており、それぞれ次のとおりとなっています。

アガルート受講生のコース別社労士合格率
  • 基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム:合格率22.67%
  • 中上級総合講義カリキュラム:合格率33.85%

中上級総合講義カリキュラムについては、受講者の3人に1人が合格しており、非常に高い合格実績を誇っています。

アガルートのフォロー制度

アガルートアカデミーの社労士講座には、様々なフォロー制度が用意されています。

アガルートの主なフォロー制度
  • オンライン質問サービス「KIKERUKUN」
  • 学習サポーター
  • 定期カウンセリング
オンライン質問サービス「KIKERUKUN」

1つめは、オンライン質問サービス「KIKERUKUN(キケルクン)」です。

専用の質問システムにアクセスすることで、質問を投稿することができます。

投稿された質問に対しては、講師や有資格者による回答が行われ、回答内容を質問システム上で確認することができます。

疑問点や不明点をすぐに解消できるため、滞りなく学習を進めることができます。

学習サポーター

2つめは、「学習サポーター」です。

「どのように学習を進めたらいいのだろう」といった学習初期に特有の悩みに対し、オンラインミーティングによるサポートが行われます。

スタートダッシュがうまくいけば、その後の学習もスムーズに進めていくことができるでしょう。

定期カウンセリング

3つめは、「定期カウンセリング」です。

月に1回30分、専任講師が電話で直接、学習状況等をヒアリングし、アドバイスを行う制度です。

講師から直接アドバイスを受けられるため、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。

なお、定期カウンセリングを受けるためには、カリキュラムの他に追加オプションを購入しなければならず、また、50名の定員に達すると申込みが締め切られてしまいます。

定期カウンセリングを希望する場合には、事前に予約状況を確認するようにしましょう。

アガルートの社労士通信講座と受講料

アガルートアカデミーの社労士講座のコースは、初学者向けと学習経験者向けの大きく2つに分かれています。

同校の社労士試験対策コースは以下の通りですが、時期によっては割引キャンペーンを行っているので、こまめにHPを確認しておくとよいでしょう。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
【2025年合格目標】
キックオフ社労士
39,800円基礎講義
【2025年合格目標】
基礎講義&総合講義
79,800円基礎講義
総合講義
【2025年合格目標】
入門総合カリキュラム(ライト)
おすすめ!
128,000円基礎講義
総合講義
科目横断整理講座
法改正対策講座
白書対策講座
模擬試験
【2025年合格目標】
入門総合カリキュラム(フル)
おすすめ!
158,000円基礎講義
総合講義
選択式集中特訓講座
科目横断整理講座
法改正対策講座
過去問マスター答練
実力確認答練
白書対策講座
模擬試験
【2024年合格目標】
基礎講義&総合講義
39,800円基礎講義
総合講義
【2024年合格目標】
入門総合カリキュラム(ライト)
おすすめ!
128,000円 基礎講義
総合講義
科目横断整理講座
法改正対策講座
白書対策講座
模擬試験
【2024年合格目標】
入門総合カリキュラム(フル)
おすすめ!
158,000円 基礎講義
総合講義
選択式集中特訓講座
科目横断整理講座
法改正対策講座
過去問マスター答練
実力確認答練
白書対策講座
模擬試験
【2024年合格目標】
中上級総合講義
148,000円中上級総合講義
過去問集
中上級オリジナル問題集
【2024年合格目標】
中上級カリキュラム(ライト)
178,000円 中上級総合講義
過去問集
中上級オリジナル問題集
科目横断整理講座
法改正対策講座
白書対策講座
模擬試験
【2024年合格目標】
中上級カリキュラム(フル)
198,000円 中上級総合講義
過去問集
中上級オリジナル問題集
選択式集中特訓講座
科目横断整理講座
法改正対策講座
白書対策講座
過去問マスター答練
実力確認答練
模擬試験
アガルートの社労士通信講座と受講料

習熟度に応じてコースを選択することができるため、自身の状況に合わせて受講を検討するとよいでしょう。

アガルート社労士通信講座の合格特典

アガルートアカデミーの社労士講座を受講して合格した場合、次のいずれかの特典を受け取ることができます

選べる!アガルート社労士通信講座の合格特典
  • お祝い金(Amazonギフト券コード)3万円分
  • 受講料の全額返金

なお、社労士試験に合格することにより無条件に受け取れるものではなく、一定の条件(以下参照)を満たす必要があります。

フォーサイト社労士通信講座の返金保証の適用条件
お祝い金(Amazonギフト券コード)3万円分
  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出
受講料の全額返金
  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューへの出演

アガルートの社労士講座は、他のスクールと比較しても充実した特典が準備されているため、モチベーション高く学習を進めることができるでしょう。

受講申し込みはコチラ

スタディング(STUDYing)

スタディング社労士講座HPイメージ
引用:スタディング公式HP
スクール名スタディング
運営企業名KIYOラーニング株式会社
受講料61,800円~
合格実績合格率28.80% (2023年度実績)

【アンケート回答者内訳】
回答者数 191人
合格:55名
不合格:136名
サポート制度AI問題復習
AI実力スコア
AI検索
学習フロー機能
学習レポート機能
勉強仲間機能
合格特典合格お祝い金10,000円
公式サイトstudying.jp/sharoushi/
スタディング社労士通信講座の基本情報

スタディング(STUDYing)は、オンラインに特化したスクールで、社労士をはじめ、様々な資格試験対策の講座を展開しています。

紙の教材をなくし、運営コストを極限までカットすることにより、他のスクールに比べ、安価な受講料を実現しています。

オンラインに特化しており、各種デバイスで学習することができるため、忙しい社会人であっても、スキマ時間を有効活用することが可能な講座となっています。

スマホだけで完結する学習コンテンツ

スタディングの社労士講座の特徴は、スマホ一つで講座が完結することです。

他の通信講座においては、紙のテキストや問題集が存在しますが、スタディングでは、「ペーパーレス版」を選択することができ、紙の教材を一切使わず、スマホ一つで学習を進めることができます。

テキストの閲覧や問題演習がスマホで行えるため、場所や時間を問わずに学習することができるのが大きな魅力です。

また、紙の教材を持ち運ぶ必要がないため、負担なく学習を進めることができます。

AI学習サポート機能

スタディングでは、AIを活用したサポート機能が充実しています。

スタディングの主なAI学習サポート機能
  • AI問題復習
  • AI実力スコア

その他、多数のAI機能が利用可能!

AI問題復習

「AI問題復習」は、AIにより、最適なタイミングで復習問題を自動で出題する機能です。

限られた時間の中で効率的に実力アップを図ることができます。

なお、「AI問題復習」は、運営会社であるKIYOラーニング株式会社が特許(特許番号(特許第7112694号))を取得しています。

AI実力スコア

「AI実力スコア」は、「自分が今、試験を受けたら、何点取れるのか?」を、AIを使って予測する機能です。

選択式と択一式のそれぞれに、科目別の実力をリアルタイムで把握することができ、「この科目でどのくらい得点ができそうか」「苦手な科目はなにか」といったことが分かるため、効率的に学習を進めることができます。

こうしたAIによる学習サポート機能を駆使することで、無駄のない、効率的な学習が実現できるでしょう。

とにかく安価!スタディングの社労士講座と受講料

スタディングでは、紙の教材を極限まで削減するなど、運営コストをカットすることにより、安価な受講料を実現しています。

スタディングのコースと受講料、詳しい講座内容は以下の通りです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
ミニマム46,800円基本講義
テキスト
入門講座
レギュラー59,800円基本講義
テキスト
オンライン問題集
入門講座
白書・統計・法改正講座など
フル74,800円基本講義
テキスト
オンライン問題集
入門講座
白書・統計・法改正講座など
直前対策答練・模試
学習Q&Aチケット
スタディングの社労士通信講座と受講料

初学者で丁寧に学習したい場合はフル、学習経験者で費用を抑えたい場合はレギュラーまたはミニマムを選択するのがよいでしょう。

スタディング社労士通信講座の合格特典

スタディングの社労士講座には、合格した場合のお祝い制度があります。

ミニマム、レギュラー、フルのいずれかのコースを受講し、本試験に合格した場合、合格お祝い金として10,000円を受け取ることができます。

なお、合格お祝い金を受け取るためには、次の条件をすべて満たす必要があるため注意が必要です。

スタディングのお祝い金を受けるための条件
  • 対象コースを購入した方
  • 2025年度の社会保険労務士試験に合格した方
  • 受講開始後の合格発表後に、アンケート及び合格体験談を記入した方
  • 期日までにアンケート及び合格体験談を記入した方
  • 法人申込ではない方

合格お祝い金があることで、合格後の自分へのご褒美を考えつつ、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。

受講申し込みはコチラ

クレアール

クレアール社労士講座HPイメージ
引用:クレアール公式HP
スクール名クレアール
運営企業名株式会社クレアール
受講料158,000円~
合格実績不明
サポート制度質問サポート
個別カウンセリング
クレ勝道場
合格特典合格お祝い金制度(20,000円)
公式サイトcrear-ac.co.jp/sharoushi/
クレアール社労士通信講座の基本情報

クレアールは、創業60年以上、資格受験指導歴55年以上の老舗スクールです。

社労士講座では、「年金博士」と呼ばれる北村講師や「答練の達人」と呼ばれる齋藤講師など、社労士受験業界でも有名な講師陣による講義を受けることができます。

初学者から学習経験者まで、各々のニーズに合わせたコース展開がされているため、自身の状況に合わせたコース選択ができるのが魅力の講座です。

最短合格を目指す「非常識合格法」

クレアールの社労士講座では、試験科目の全てを網羅せず、やるべきところに集中し、合格に必要な範囲に絞ったカリキュラムが組まれています。

こうした合格点主義ともいえる考え方に基づき、「非常識合格法」を取り入れたカリキュラムがクレアールの特徴です。

「非常識合格法」とは、講師の一人である北村講師が考案したもので、合理的な学習を行うことにより、誰でも短期合格を実現できるとする学習方法です。

社労士講座においては、過去20年間の本試験の出題を分析し、その結果をもとに、習得すべき論点に絞った講義が展開されます。

「非常識合格法」のノウハウが詰まった書籍を無料で受け取ることができるため、まずは、書籍を取り寄せてみるのがよいでしょう。

すべてのコースで回数無制限の質問サポート!

クレアールの社労士講座では、全てのコースで回数無制限の質問サポートを利用することができます。

受講生からの質問を受け付け、講師等が回答するというサポート制度は、多くのスクールで取り入れられていますが、回数制限があったり、一定数以上は課金制であったりするところがほとんどです。

回数無制限で、しかも無料で質問ができるのは、クレアールの大きな特徴といえます。

受講生としては、不明点や疑問点が生じた場合、納得するまで質問することができるため、安心して受講することができます。

メンタルも鍛えるクレ勝道場

「クレ勝道場」とは、社労士試験に必要な「技術」と「メンタル」を鍛えるため、2023年6月に設立された新しいサポート制度です。

クレ勝道場では、時期に応じて、次のようなサポートを受けることができます。

時期サポート内容詳細
11月~6月フォローアップ質問会Zoomなどを活用し、リアルタイムで行われるライブ講義に参加することができる。
モチベーションを維持し、学習を継続することができる。
3月~6月モチベーションアップセミナー講師が全国の主要都市を行脚し開催される、リアルセミナーに参加することができる。
モチベーションアップや気分転換、重要知識の記憶定着に役立てられる。
7月~8月特訓合宿Zoomなどを活用し、リアルタイムで行われるライブ講義に参加することができる。
直前期に6週にわたり参加することで、得点力を高めることができる。
合格後特別クーポン合格後、実務に役立つ法改正講座をお得に受講できるクーポンが発行される。
クレ勝道場の主なサポ―ト内容

2023年度にクレ勝道場を利用した道場生108人のうち、29人が合格しており、その合格率は26.9%となっています。

合格に必要な「技術」だけでなく、「メンタル」も鍛えることができるうえ、高い合格率を誇る「クレ勝道場」は、クレアールを利用するのであれば、ぜひ活用したい制度です。

クレアールの社労士通信講座のおすすめコースの受講料

クレアールの社労士講座は多くの受講コースが用意されていますが、大きく「初学者用」と「経験者用」に分かれています。その中でも代表的なコースと受講料、及びその講座内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
【2025・26年合格目標】
一発ストレート合格
先行学習セーフティコース
(Web通信)
287,000円全体構造入門講義
基本マスター講義
基本錬成講義
答練マスター講義
重要過去問攻略講義
横断整理
ハイレベル答練
法改正対策講義
公開模擬試験
白書対策講義
【2024年合格目標】
中級パーフェクトコース
一般教育訓練給付金対象講座
164,000円基本錬成講義
答練マスター講義
横断整理
ハイレベル答練
法改正対策講義
直前総まとめ講義
公開模擬試験
白書対策講義
【2024年合格目標】
中上級W受講コース
一般教育訓練給付金対象講座
187,000円基本錬成講義
答練マスター講義
重要過去問攻略講義
横断整理
ハイレベル答練
法改正対策講義
公開模擬試験
白書対策講義
【2024年合格目標】
上級パーフェクトコース
一般教育訓練給付金対象講座
158,000円答練マスター講義
重要過去問攻略講義
横断整理
ハイレベル答練
法改正対策講義
公開模擬試験
白書対策講義
クレアールの社労士通信講座のおすすめコースの受講料

クレアールでは様々なコースを選択することができるため、自身の習熟度により受講するコースを検討するとよいでしょう。

ユーキャン

ユーキャン社労士講座HPイメージ
引用:ユーキャン公式HP
スクール名ユーキャン
運営企業名株式会社ユーキャン
受講料79,000円~
合格実績累計合格実績:1,944人 (2013年~2022年までの10年間の実績)
サポート制度質問サービス
指導サポート期間延長
合格デジタルサポート
ユーキャンSRネット
合格特典無し
公式サイトu-can.co.jp/社会保険労務士/
ユーキャン社労士通信講座の基本情報

ユーキャンは、各種資格や検定のスクールとして世間的にも高い知名度を誇り、通信講座の先駆者的存在といえます。

社労士講座では、2013年から2022年までの10年間で2,000人に迫る合格者を輩出しており、実績として申し分ありません。

また、受講料は10万円以下となっており、コスパの良い講座といえます。

コンパクトで分かりやすいフルカラーテキスト

ユーキャンの社労士講座では、フルカラーテキストが採用されています。

テキストには図やイラストも多く、初学者であっても理解しやすい工夫が施されています。

また、テキストはコンパクトサイズで、どこへでも持ち運ぶことができるため、スキマ時間にも学習を進めることができます。

そのサイズはA5であり、500ミリリットルのペットボトルとほぼ同じ高さとなっています。

学習デジタルサポート

ユーキャンの社労士講座では、スマホやパソコン、タブレットの利用を想定したサポート機能が準備されています。

サポート機能の一つとして、学習スケジュールを自動で管理することができます。

学習の進捗状況と本試験までの残りの学習期間から、その週に学習すべき課題が表示されます。

また、これまでの課題の消化率や残りの課題数から、自分の現在地を把握することができるため、学習のモチベーションを維持することができます。

その他、WEBテストを行うことも可能です。

このWEBテストは、章ごとに取り組むことができ、また、優先度の高い問題が出題されるため、効率的に弱点を克服することができます。

こうしたデジタルサポートを利用することで、効率よく学習を進めることができるでしょう。

ユーキャンの社労士通信講座の受講料

ユーキャンの社労士講座のコースは一つのみとなっています。

講座の受講料とその内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料内容
社会保険労務士講座79,000円
一般教育訓練給付金対象講座
メインテキスト10冊
過去問攻略集2冊
テーマ別実践問題集2冊
添削課題
ガイドブック
ユーキャンの社労士通信講座の受講料

ユーキャンの社労士講座は、受講料に対して20%の給付が行われる「一般教育訓練給付」制度の対象講座となっています。

所定の条件を満たしたうえで講座の受講を修了すると、「15,800円」が給付金として支給されるため、実質的な負担額は「63,200円」に抑えることができるのです。

TAC

TAC社労士講座HPイメージ
引用:TAC公式HP
スクール名TAC
運営企業名TAC株式会社
受講料132,000円~
合格実績累計合格実績:5,539人 (2011年~2023年までの13年間の実績)
サポート制度i-support
自習室の利用
合格特典無し
公式サイトtac-school.co.jp/kouza_sharosi.html
TAC社労士通信講座の基本情報

TACは、通学講座を中心とした大手資格スクールであり、社労士講座をはじめ、様々な国家試験の対策講座を提供しています。

TACの社労士講座では、全国で約40名を超える講師を抱えており、質の高い講義が展開されています。

TACは、全国各地に教室を構えており、通信講座の受講生であっても、教室での講義を受講できたり自習室を利用できたりといったメリットを享受することができます。

累計合格者5000人超えの確かな実績

TACの社労士講座の累計合格実績は、2011年~2023年までの13年間で5,539名となっており、5,000人を超えています(以下表参照)。

試験実施年合格者数
2023年339人
2022年229人
2021年442人
2020年335人
2019年445人
2018年336人
2017年577人
2016年326人
2015年160人
2014年758人
2013年425人
2012年572人
2011年595人
※TAC本科生の2011~203年度合格実績

これを見ると分かるように、TACでは毎年3桁の合格者を輩出しており、多くの社労士合格者を輩出し続けていることが分かります。

TACの自習室を利用可能

TACでは、通信コースであっても、自習室を利用することができます。

TACは、全国各地に教室を構えており、講義で使用されていない教室が自習室として開放され、通信コースの受講者であっても、自習室を利用することができるのです。

自宅やカフェでは集中できないという場合でも、自習室を有効的に活用することにより、集中して学習を続けることができるでしょう。

TACのインターネットフォローシステム

TACの社労士講座では、「i-support」というインターネットフォローシステムがあります。

この「i-support」では、学習中に生じた疑問点などについて、質問メールを送ることができ、この質問メールに対して、講師が回答を行います。

本科生の場合、質問メールの利用回数は60回となっています。

通信コースであっても、疑問点や不明点をすぐに解消することができるのです。

なお、受講生からの質問が多い事項については、「よくある質問」としてカテゴリーごとに分類されています。

「よくある質問」を確認することで、メール質問を行わなくても疑問を解決することができるのです。

また、「i-support」には、各種テストや答練、模擬試験をもとに作成された「個人別成績表」や講座からの「お知らせ」、講師からの激励メッセージである「講師レター」など、様々な機能が備わっています。

通信コースを受講する場合であっても、手厚いフォローを受けることができるのです。

TACの社労士通信講座の受講料

TACの社労士講座では、複数のコースが準備されています。

主なコースの受講料とその内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
【2025年合格目標】
総合本科生Basic
242,000円
一般教育訓練給付金対象講座
Basic講義
基本講義
ミニテスト
実力テスト
法改正セミナー
実力完成答練
総合答練
全国模試
【2025年合格目標】
総合本科生Basic+Plus
330,000円
一般教育訓練給付金対象講座
Basic講義
基本講義
ミニテスト
実力テスト
オリジナル追加カリキュラム
法改正セミナー
実力完成答練
総合答練
全国模試
【2024年合格目標】
スマートWeb本科生
132,000円スマートWeb講義
フォローアップ講義演習
法改正セミナー
実力完成答練
全国模試
総合答練
TACの社労士通信講座の受講料

なお、「総合本科生Basic」と「総合本科生Basic+Plus」の2つのコースについては、通学を選ぶことも可能となっています。

自身の習熟度から、通信と通学のどちらも選択できるのは、TACならではの魅力といえます。

資格の大原

資格の大原社労士講座HPイメージ
引用:資格の大原公式HP
資格の大原の社労士通信講座おすすめポイント
スクール名資格の大原
運営企業名学校法人大原学園
受講料79,800円~
合格実績合格実績:547人
(2023年度実績)
サポート制度Mobile-O-hara
教室聴講制度
自習室の利用
合格特典合格者返金制度
公式サイトo-hara.jp/course/sharoshi
資格の大原 社労士通信講座の基本情報

「資格の大原」で有名な大原学園は、資格試験対策を主とする社会人講座の他、専門学校や高等学校の運営も行っています。

大原の社労士講座は、2022年・2023年の2年連続で、オリコン顧客満足度第1位を獲得しています。

社労士受講生の間で、最も満足度が高いのが大原の社労士講座なのです。

特に、受験生の間で評判を集めているのが「社労士24」です。

膨大な試験範囲を24時間で一通り学習することができる、画期的なコンテンツとなっています。

通信講座受講生も自習室を利用可能

大原の社労士講座では、通信講座の受講生であっても、近くの自習室を無料で利用することができます。

全国各地に教室を構えているからこその魅力的なサポート制度であるといえます。

自習室の開放状況等は、専用サイトから確認することができるため、集中して学習したいときに活用するのがよいでしょう。

教室聴講制度有り

大原の社労士講座では、通信講座の受講生であっても、通学講座の講義を行っている教室へ赴き、講義や模擬試験を受けることができます。

通信学習の場合、学習がマンネリ化してしまう可能性があります。

そんなときには、講義が行われている教室へ赴き、他の受講生に混ざって講義を受講することで、モチベーションアップに繋げることができるでしょう。

なお、「教室聴講制度」を利用できる回数は、受講するコースにより異なるため、受講前に確認しておくのがおすすめです。

資格の大原の社労士講座の受講料

社労士試験対策で有名な資格の大原では、非常に多くの受講コースがあります。主な社労士試験対策の講座は以下の通りです。

スクロールできます
コース名受講料
【2024年合格目標】
社労士合格コースinアドバンス16
235,000円~
【2024年合格目標】
社労士合格コースinアドバンス9
215,000円~
【2024年合格目標】
社労士合格コース
200,000円~
【2024年合格目標】
時間の達人シリーズ(社労士24)
79,800円~
【2025年合格目標】
社労士合格コースinアドバンス16
235,000円~
【2025年合格目標】
社労士合格コースinアドバンス9
215,000円~
一般教育訓練給付金対象講座
【2025年合格目標】
社労士合格コース  
195,000円~
一般教育訓練給付金対象講座
【2025年合格目標】
社労士24
79,800円~
資格の大原の社労士講座の受講料

「inアドバンス16」とは、本格的に講義(科目別基本講義)が開始する前に、労働安全衛生法、労働保険徴収法、一般常識科目を除いた主要科目をインプットするための講義です。

対して「inアドバンス9」とは、本格的に講義(科目別基本講義)が開始する前に、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法の社会保険3科目をインプットするための講義です。

大原の社労士講座を受講する場合、初学者であれば、「社労士合格コース」を受講し、基礎から丁寧に学習するのがよいでしょう。

これに対して、学習経験者であれば、「社労士24」を受講し、試験範囲全体の講義を繰り返し視聴することで、実力アップを図るのがよいでしょう。

なお、表にある各コースについては、「社労士24」を除き、通学での受講も可能となっています。

資格の大原の社労士通信講座の合格特典

大原の社労士講座には、「合格者返金制度」があります。

その年の社労士試験を受けた方が、合格発表前に次年度の講座申し込みをしている場合に、その年の試験に合格すると、次年度講座の受講料が返金されます。

返金の対象となるのは、あくまで次年度分の講座受講料であること、また、入学金は返金対象外となっていることには注意が必要です。

LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインド社労士講座HPイメージ
引用:LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドの社労士通信講座おすすめポイント
スクール名LEC東京リーガルマインド
運営企業名株式会社東京リーガルマインド
受講料225,000円~
合格実績不明
サポート制度ぱんメル(一般常識メルマガ)
教えてチューター
テレフォンチューター
講師への直接質問
複数講師による講義を視聴
合格特典受講料返還制度
公式サイトlec-jp.com/sharoushi/
LEC東京リーガルマインド社労士通信講座の基本情報

LEC東京リーガルマインドは、通学講座を中心に、幅広い資格試験に対応した講座を展開する資格スクールです。

社労士講座では、澤井講師や椛島講師など、有名講師による講義を受講することができます。

また、「オリジナル教材」が充実しており、毎年の本試験での的中実績がウリの一つとなっています。

本試験の出題傾向を反映した教材で学習できることから、受験生必見の講座といえます。

ボリューム充実のテキスト教材

LECの社労士講座はテキストが充実した内容になっている点が特徴のひとつです。

基礎編や本論編、直前対策編など、計約50冊のボリュームがあるため、しっかりとやり込むことで実力アップが図れるでしょう。

ただし、すべてに着手して、どれも中途半端になってしまうくらいであれば、苦手な科目や社会保険科目などに絞って着手するなど、学習を進めていくうえでの工夫が必要といえます。

LEC東京リーガルマインドの社労士講座の受講料

LECの社労士講座には複数の社労士対策コースが開講していますが、主なコースは以下の通りです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)
【2024年合格目標】
合格目標 合格コース
(通信Web)
225,000円
一般教育訓練給付金対象講座
本論編(全57回)
直前対策編(全16回)
【2024年合格目標】
基礎+合格コース
(通信Web動画・音声DL・スマホ)
245,000円基礎編(全22回)
本論編(全57回)
直前対策編(全16回)
LEC東京リーガルマインドの社労士講座の受講料

初学者の場合は、「基礎編」から受講することで、理解を深めながら学習を進めることができるでしょう。

対して、学習経験者の場合は、「本論編」と「直前対策編」により実力アップを図るのがよいでしょう。

表中のいずれのコースについても、通学による受講が可能!

オンスク.JP

オンスク社労士講座HPイメージ
引用:オンスク公式HP
スクール名オンスク.JP
運営企業名株式会社オンラインスクール
受講料月額980円~
合格実績不明
サポート制度学習管理機能
サイト内検索
講義音声ダウンロード
講義動画のキーワード検索
皆の学習ノート閲覧
マイノート投稿
みんなの学習相談
学習カルテ
合格特典特に無し
公式サイトonsuku.jp/training/syaroushi
オンスク基本情報

オンスク.JPは、オンラインでの資格試験対策講座を提供するスクールです。

資格スクールの中では珍しい月額制サービスとなっており、社労士講座の他、行政書士や宅建士など、様々な講座を展開しています。

合格実績は公表されていないものの、月額980円でインプットとアウトプットの基本コンテンツを利用できるのは、大きな魅力といえます。

スマホひとつでインプットとアウトプットが可能

オンスク.JPは、オンラインに特化した講座であることから、講義動画等のインプットや問題演習等のアウトプットをすべてWEB上で行うことができます。

スマホひとつで、いつでも、どこでも学習できるのが大きな魅力です。

講義音声をダウンロードすることもでき、スキマ時間に「耳学」を行うことも可能となっています。

社労士以外の講座も同じ料金で学習可能

オンスク.JPでは、「ウケホーダイ」という有料の月額プランに申し込みをすることで、社労士はもちろん、他の講座の講義を視聴したり、問題演習をしたりすることができます。

月々決まった料金で、行政書士やFPなど、社労士と相性の良い資格の取得を目指すことができるのも、オンスク.JPならではの魅力といえます。

ダブルライセンスを目指す場合は、サービス利用を検討してみるとよいでしょう。

オンスク.JPは非常に安価な月額制

オンスク.JPは、大きく2つのコースに分かれており、それぞれの受講料と講座内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
ウケホーダイライト月額980円  学習管理機能
講義視聴
問題演習(初級・中級・上級)
マイノート投稿
みんなの学習相談
学習カルテ
ウケホーダイスタンダード月額1,480円講座テキスト ダウンロード
学習管理機能
サイト内検索
講義視聴
講義音声のダウンロード
講義動画のキーワード検索機能
講義スライドのダウンロード
問題演習(初級・中級・上級)
復習機能
特別問題
みんなの学習ノート閲覧
みんなの学習相談
学習カルテ
受講終了証発行
オンスク.JPのコースと受講料

プラス500円を支払うことにより、講義や問題演習、その他オンスク.JPのすべての機能を使用することができます。

そのため、社労士試験の合格を目標とする場合はもちろん、ダブルライセンスを目指す場合には「ウケホーダイスタンダード」がお得といえます。

山川靖樹の社労士予備校

引用:YouTube「山川社労士チャンネル」
山川靖樹の社労士予備校のおすすめポイント
スクール名山川靖樹の社労士予備校
運営企業名株式会社E-PROST
受講料月額4,400円(税込)
合格実績累計合格者数:820名
(1期生(2010年)~13期生(2022年)までの13年間の実績)
サポート制度質問広場 最新TOPICS
合格特典合格返金制度
公式サイトhttps://yamakawa-sr.net/
山川靖樹の社労士予備校の基本情報

山川靖樹の社労士予備校は、山川靖樹氏が講師を務める、月額制の社労士試験対策の講座であり、「ヤマ予備」の愛称で、社労士受験生から親しまれています。

月々決まった料金を支払うことで、全ての講座を視聴することができるほか、テキストのPDFデータや講義音声をすべてダウンロードすることができます。

「月額制 × スマホ完結」というスタイルで、忙しい社会人であっても、費用を抑えつつ学習を継続しやすい仕組みとなっています。

珍しい月額制サービス

ヤマ予備は、社労士講座の中でも珍しい月額制の講座となっています。

毎月4,000円(税抜き)を支払うことで、225時間分のすべての講座を視聴することができるのです。

ただし、この月額制サービスを利用するにあたっては、次の条件をすべて満たす必要があるため注意が必要です。

山川靖樹の社労士予備校の月額制サービス利用条件
  • 10か月間以上、月額制サービスを継続すること
  • 紙のテキストではなく、PDFのテキストで学習が可能なこと
  • ダウンロードした教材の「横流し行為禁止」「再販売禁止」を遵守すること

試験まで10か月に満たない場合であっても受講することはできますが、試験後も、10か月が経過するまでは支払いが必要となります。

なお、試験に合格していた場合には、試験月の翌月(9月)と合格発表月(10月)の2か月間に支払った分(8,000円+税)の返金を受けることができる「合格返金制度」があります。

山川靖樹の社労士予備校の受講料

ヤマ予備は、月額制サービスのみの非常にシンプルな講座となっています。

受講料とその内容は以下のとおりです。

スクロールできます
コース名受講料(税込)内容
山川靖樹の社労士予備校4,400円  キソのキソ講座
新・合格講座INPUT編
新・合格講座OUTPUT編
ひっかけ問題300選
だき合わせ問題対策講座
濃縮!社労士
山川答練
ピンクマーク答練
法改正マスター講座
白書マスター講座
穴埋め式対策講座
ヤマヨビ公開模試
山川靖樹の社労士予備校の受講料

初学者であっても学習経験者であっても、スキマ時間を有効活用することで効率的に学習したい方におすすめの講座といえます。

社労士の通信講座を選ぶポイント

ここまでは、各スクールが提供する社労士講座の特徴等について解説してきましたが、「結局どのスクールを選べばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか?

そんな人のために、ここからは社労士試験対策の通信講座を選ぶポイントについて解説していきます。

通信講座を選ぶ際に確認するべき主なポイントは以下の通りです。

社労士の通信講座を選ぶポイント
  • 合格率の実績で選ぶ
  • 受講料で選ぶ
  • e-ラーニングの分かりやすさで選ぶ
  • サポート体制の手厚さで選ぶ

上記のポイントについて、詳しく解説していきます。

合格率の実績で選ぶ

講座を選ぶにあたって、最も重要ともいえる指標は「合格実績(合格率もしくは合格者数)」です。

試験に合格するために通信講座を利用するという目的から考えると、講座を受講した場合の合格実績は、非常に重要な指標となります。

合格実績を公表しているスクールは一部に限られますが、講座を検討する際は、直近の合格実績を検討材料のひとつにするとよいでしょう。

受講料で選ぶ

講座の「受講料」も欠かすことができないでしょう。

どれだけ高い合格実績を誇っているとしても、受講料が高額すぎる場合には、受講を断念せざるを得ないこともあります。

反対に、受講料が安価であっても、合格に必要なカリキュラムが整っていなければ、試験に合格するという目的を果たすことはできません。

講座を検討するにあたっては、ある程度の予算を立てておき、その予算の中で講座を検討するのがよいでしょう。

e-ラーニングの分かりやすさで選ぶ

通信講座の場合、各講座には独自のeラーニングの仕組みがあります。

スキマ時間を活用するためには、eラーニングの利用は欠かせません。

講義動画の視聴を基本として、問題演習ができたり学習スケジュールが立てられたりするものもあります。

資料請求等により、無料でeラーニングを試用できる講座もあるため、使い勝手を確認しておくのがよいでしょう。

サポート体制の手厚さで選ぶ

カリキュラムの質はもちろんですが、サポート体制についても確認するようにしておきましょう。

 通信講座といっても、日々の学習は一人で進めていかなければなりません。

 理解が難しい論点や疑問に思うことがあったときに、質問ができる環境が整っていると、滞りなく学習を進めることができます。

また、今の学習を続けていて本当に合格できるのか、学習ペースが遅れていないかなど、学習している中での不安や悩みが出てくることもあります。

そのようなときに、相談できる体制が整っていれば、軌道修正をしながら、学習に取り組むことができます。

カリキュラム以外のサポート体制についても、講座を選ぶ際の検討材料とするようにしましょう。

社労士の試験概要

社労士試験に関する基本情報は次表のとおりです。

資格名社会保険労務士
資格の種類国家資格
受験資格学歴
実務経験
試験合格
※詳細は試験実施団体HPで要確認
合格率2.6%~9.3%
(平成26年度〜令和5年度までの10年間の実績)
試験日8月第4日曜日
試験実施団体全国社会保険労務士会連合会試験センター
社会保険労務士の試験概要

社労士の合格基準

社労士試験には各科目に足切りラインが設定されており、これが社労士試験を難しくしている要因の一つといえます。社労士試験における基本的な合格基準は以下のとおりです。

選択式総得点28点/40点以上
(満点の7割以上)
各科目3点/5点以上
択一式総得点49点/70点以上
各科目4点/10点以上
参照:厚生労働省「社会保険労務士試験の合格基準の考え方について」

ただし、表中の合格基準は、試験実施年によって変動する場合があります。

受験者全体の平均点や得点分布などに応じて、基準点を引き下げる補正が行われる場合があるため、注意が必要です。

この引き下げ補正は、総得点と科目最低点の双方で行われる可能性がありますが、必ず行われるとは限りません。

社労士試験の学習をするにあたっては、上表の基準点を超えることを目標とするのがよいでしょう。

社労士の難易度

社労士試験の合格率は概ね10%以下を推移しており、国家資格の中でも難易度の高い試験です。

社会保険労務士と同じく法律系の国家資格である「行政書士」と比較しても、合格率や必要な勉強時間の点から、取得難易度の高い国家資格といえるでしょう。

社労士試験の合格率推移

社労士試験の合格率は、どのように推移しているのでしょうか。

直近10年間の社労士試験の受験者数、合格者数及び合格率は、以下表のとおりです。

試験年度受験者数合格者数合格率
2023年度42,741人2,720人6.4%
2022年度40,633人2,134人5.3%
2021年度37,306人2,937人7.9%
2020年度34,845人2,237人6.4%
2019年度38,428人2,525人6.6%
2018年度38,427人2,413人6.3%
2017年度38,685人2,613人6.8%
2016年度39,972人1,770人4.4%
2015年度40,712人1,051人2.6%
2014年度44,546人4,156人9.3%

参照:厚生労働省「社会保険労務士の結果について」

合格率が9.3%や2.6%と、極端に上下する年もありますが、その他の年を見ると、5〜7%程度で推移していることが分かります。

合格率の推移を見ても、社労士試験は、やはり難関試験であるといえます。

社労士の難易度と合格率解説はこちら!

社労士と行政書士の難易度を比較

社労士と同じ士業であり、「街の法律家」として知られる資格として「行政書士」があります。

行政書士になるためには、年に1回実施される行政書士試験に合格したうえで、日本行政書士会連合会が備える行政書士名簿への登録を受けなければなりません。

つまり、行政書士への第一歩は、行政書士試験の合格です。

そんな行政書士試験も、社労士試験と同様に、難関試験として知られています。

以下では、社労士試験と行政書士試験の難易度比較について解説します。

それぞれの試験における合格率と合格までに必要な勉強時間の目安は次表のとおりです。

資格合格率合勉強時間の目安
社労士2.6%~9.3%800時間〜1,000時間
行政書士8.2%~15.7%600時間~1,000時間
社労士試験と行政書士試験の難易度比較
※合格率は2014~2023年実績
参照:一般財団法人行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」

合格率や勉強時間の目安から、社労士試験と行政書士試験では、社労士試験の方がやや難易度が高いといえます。

また、試験科目を比較すると、社労士試験の試験科目は10科目であるのに対し、行政書士試験の試験科目は6科目となっています。

しかし、行政書士試験の試験科目である行政法には、行政手続法や行政不服審査法など、複数の法令が含まれていたり、基礎知識には、行政書士法等や情報通信・個人情報保護といった内訳があったりと、単に科目数だけを見て、社労士試験と比較して科目数が少ないと評価することはできません。

どちらの試験も、多くの科目を学習する必要があります。

また、試験の出題形式について、社労士試験は、選択式と択一式の2つであるのに対し、行政書士試験は、5肢択一式、多肢選択式、記述式の3つとなっています。

この出題形式の違いから、社労士試験は、全てがマークシート形式での解答であるのに対し、行政書士試験は、マークシート形式に加え、記述形式での解答が求められます。

行政書士試験では、記述式の問題が出題されることから、試験に合格するためには、記述式に特化した対策が必要となる点は、社労士試験との大きな違いといえます。

社労士試験の独学合格が難しい理由

社労士試験に独学で合格することはできるのでしょうか。結論としては、社労士は独学で合格することはで切る試験です。。

ただし、試験の特殊性から、初学者が独学で合格するのは、かなり難しいといえるでしょう。効率よく合格を目指すのであれば、通信講座や予備校などのスクール利用がおすすめといえます。

以下では、社労士試験に独学で合格することが難しい理由について解説します。

専門性が高く範囲が広い

理由の1つめは、専門性が高く範囲が広いことです。

社労士試験で学習するのは、雇用保険や健康保険、年金といった日本における社会保障制度全般です。

それぞれ、難解な専門用語が用いられ、複雑な制度設計となっています。

そんな専門性の高い科目を、10科目分学習しなければならず、学習範囲が非常に広いのが社労士試験です。

社労士試験は、科目合格という制度がありません。

つまり、1回の試験で、全ての科目で合格基準点を超えなければ、合格することができないのです。

仮に、1科目を除いて満点を取ったとしても、1科目で合格基準点に届かなければ、不合格となってしまいます。

専門性の高さと試験範囲の広さを踏まえ、効率よく合格するためには、試験を熟知したスクールを利用するのが望ましいでしょう。

法律の改正が多い

理由の2つめは、法律の改正が多いことです。

社労士試験を語る上で欠かせないのは、法律改正の多さです。

受験年度が1年ズレると、多くの科目で、改正による変更が生じます。

独学のために市販の参考書で学習する場合、参考書の出版時点では反映されていない改正情報を自分で調べ、参考書の内容に追記等しなければなりません。

スクールを利用する場合であれば、改正情報をまとめた冊子や講義が提供されるため、自分で調査する手間が省けます。

また、分かりやすくまとまっているため、試験対策として活用することができます。

法律改正の多さに対応するためには、スクールの利用が望ましいといえます。

白書・統計の対策が必要

理由の3つめは、白書・統計の対策が必要となることです。

社労士試験の試験科目である「一般常識」においては、法令だけでなく、厚生労働省等の政府が公表している白書・統計調査からの出題があります。

先述のとおり、科目ごとに合格基準点があるため、白書・統計の対策をせずに試験に臨むと、基準点割れとなってしまうおそれがあります。

しかし、出題対象となる白書や統計調査の数は多く、全てを網羅的に学習しようとすると、膨大な時間を要します。

スクールを利用する場合には、スクールがまとめた白書・統計対策用の冊子等があり、出題可能性の高い白書や統計調査に絞った内容となっているため、効率的に学習を進めることができます。

効果的に白書・統計対策の学習をするのどあれば、スクールを利用するのがよいでしょう。

モチベーションが維持しづらい

理由の4つめは、モチベーションが維持しづらいことです。

先述のとおり、社労士試験に合格するために必要な勉強時間は800〜1,000時間といわれています。

1日に3時間程度の勉強時間を確保したとしても、約1年間の学習期間が必要となります。

社労士試験の合格者の約6割は社会人です。

受験者の多くが、仕事をしながら試験勉強を続けなければなりません。

急な残業やイベントあれば学習計画どおりに進めることが難しい場合もあり、遅れを感じながら学習を続けることも想定されます。

学習を阻害する要因が多く、モチベーションが維持できないために、学習を中断してしまうことになりかねません。

スクールを利用すれば、順次届く教材や講師からのメッセージ等により、独学の場合よりもモチベーションが維持しやすいといえます。

また、独学の場合に比べて、高い費用を支払っていることから、途中で投げ出さずにやり切ろう、という意思が芽生えやすいでしょう。

モチベーションを維持しつつ、長期間にわたって学習を継続しようとするのであれば、スクールの利用がおすすめといえます。

社労士を取得するメリット

社会保険労務士の資格は取得が非常に難しい反面、様々なメリットがある国家資格です。社労士を取得するメリットは主に以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

独占業務があるので安定して働ける

社労士の主な仕事内容は以下のとおりです。

対象業務具体的な業務内容
1号業務労働・社会保険関係諸法令の書類作成・提出代行
2号業務帳簿書類作成
3号業務労働及び社会保険に関する事項についての相談及び指導  
社会保険労務士の独占業務

このうち、1号業務と2号業務が、社会保険労務士法に定められた社労士の独占業務となっています。

1号業務とは、例えば、雇用保険や健康保険の「被保険者資格取得届」といった書類を作成したり、書類の提出を代行したりするような業務をいいます。

2号業務とは、「賃金台帳」や「労働者名簿」、「就業規則」など、会社に作成が義務付けられている帳簿書類を作成する業務をいいます。

こうした独占業務があることにより、安定して働くことができるのが、社労士資格を取得するメリットの一つです。

なお、3号業務については、社労士の資格がなくても行うことができ、一般的には「コンサルティング業務」と呼ばれています。

クライアントの悩みに対し、専門的な知見をもってアドバイスを行う業務を指します。

社労士の独占業務ではありませんが、資格があることにより、専門性の高さを武器とすることができます。

手に職をつける資格と仕事のおすすめはコチラ!

専門家としてスキルアップに繋がる

社労士資格を取得しているということは、労働・社会保険関連法令に関する相当程度の知識を有していることの証明となります。

社労士として独立することもできますし、会社内で専門知識を活かすポジションに就くこともできます。

資格を取得することにより、様々な形で、専門家としてスキルアップすることが可能となります。

就職や転職に有利

社労士資格を有していると、就職や転職に有利に働くことがあります。

例えば、社労士法人や個人開業している社労士事務所への就職・転職がその一つです。

社労士法人や社労士事務所においては、採用条件の一つが「社労士であること」となっている場合があります。

社労士試験に合格していることで、こうした求人へ応募することができるのです。

また、民間企業の人事や総務、労務部門への就職・転職の際にも、社労士資格が有利に働くことが考えられます。

こうした部署での求人の場合、即戦力として、一定以上の知識等を有していることが採用条件となっているケースがあります。

社労士資格を取得していることで、一定程度以上の知識を有していることの証明となるため、人事や総務、労務部門への就職・転職に有利となります。

独立開業が可能な国家資格

社労士は、独立開業が可能な国家資格です。

もちろん、独立開業後に事業が軌道に乗るか否か、蓋を開けてみなければ分かりません。

それでも、会社に雇用されるのではなく、自分の力で食べていきたいと考える人にとって、独立開業ができるというのは、大きな魅力といえます。

社労士を取得する際の注意点

前述のように、社会保険労務士は取得することで様々なメリットがある資格ですが、いくつか事前に理解しておくべき注意点があります。

社労士を取得する際の注意点は以下の通りです。

社労士を取得する際の注意点

資格取得のために必要な勉強時間が長い

先述のとおり、社労士試験に合格するためには、約1,000時間程度の勉強時間が必要となります。

仕事をしながら合格を目指す場合、少なくとも1年程度の学習を想定しておいた方がよいでしょう。

社労士試験に合格するためには、多くの時間を勉強に費やす必要があるのです。

また、社労士試験の合格率は数%です。

複数回受験を経験している人も少なくありません。

1回目の受験で合格できれば、学習期間 は1年程度で済みますが、2回目の受験となると、さらに1年間の学習期間が必要となります。

社労士試験に挑戦する場合には、プライベート時間の多くを勉強に費やさなければならないことを理解しておきましょう。

仕事の一部はAIに取られる可能性がある

ここ数年、AI技術の発展には目を見張るものがあります。

ただ、AI技術の発展により、近い将来、AIに取って代わられる仕事があるともいわれています。

社労士が行う仕事も、AIに取られてしまう可能性を否定できません。

例えば、先述の1号業務や2号業務です。

いずれも、決められた様式に対して、決まった情報を当て込んでいくというのが基本となる業務です。

こうした業務は、AIの得意分野であり、むしろ人間よりも早く、正確に処理することができるかもしれません。

こうした業務は、近い将来、AIに取って代わられる可能性があることを認識しておくべきです。

しかし、社労士の業務は、書類や帳簿の作成代行だけではありません。

AIに取って代わられる可能性の低い業務の一つは、労働問題の解決です。

昨今、ハラスメントを主とする様々な労働問題が顕在化しています。

労働問題は、人に関する問題であるため、その解決のためには、コミュニケーションが不可欠です。

こうしたコミュニケーションが必要な業務は、AIが代替することは難しく、専門家である社労士が活躍する場面といえます。

また、頻繁に行われる法改正への対応についても、AIではなく、社労士の活躍が期待されます。

法改正への対応の際、専門家である社労士が助言等を行う場合があります。

こうしたクライアントへの助言等には、コミュニケーションが求められます。

これからの社労士は、コミュニケーションを武器として、専門知識を活用しながら、クライアントの問題・課題を解決することに活路を見出すのがよいでしょう。

クライアントが抱える複雑な問題・課題に対応できる社労士であれば、AIの進歩があったとしても、今後も活躍の場は広がっていくといえます。

社労士の主な就職先

社労士を取得するメリットの一つとして、就職・転職に有利であることを解説しましたが、社労士資格取得後はどのような就職先があるのでしょうか?社労士資格を活かした就職咳としては、主に以下の通りです。

社労士の主な就職先
  • 社会保険労務士法人
  • 一般企業の労務部門
  • 独立開業

それぞれ詳しく解説していきます。

社会保険労務士法人

社労士ならではの就職先の一つが、社会保険労務士法人です。

社会保険労務士法人とは、「社労士の業務を行うことを目的として、社労士が設立する法人」をいいます。

参照:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士法人の登載について」

法人のトップである代表社員を社労士が務め、従業員としての勤務社労士やその他のスタッフで構成されています。

また、税理士など、他の士業事務所の中に社労士業務を行う部門があるケースも少なくありません。

いずれにおいても、勤務社労士もしくは補助者として、雇用されることが前提となります。

業務内容については、雇用先により様々で、例えば、社労士の独占業務である書類や帳簿の作成、給与計算、助成金申請、労務コンサルティングといった業務があります。

社労士としての経験を積みたい場合は、就職先として有力候補となるでしょう。

一般企業の労務部門

社労士の有資格者を求めているのは社労士法人だけではありません。

民間企業であっても、労務部門での勤務を想定して、有資格者の求人を出しているケースがあります。

社労士資格を持つ方が民間企業で働く場合には、大きく二つの道があります。

一つは、勤務社労士として、所属する企業の労働・社会保険関連法令の手続きを行うパターンです。

この場合、勤務社労士として登録することとなりますが、扱うことができる業務は、所属する会社で発生するものに限られます。

もう一つは、社労士としての登録はせず、労務部門のメンバーとして働くパターンです。

知識を持つ社員として、社内の制度構築や仕組みの改善に取り組むことが考えられます。

独立開業

先述のとおり、社労士は、独立開業が可能な資格です。

そのため、資格取得後、個人事務所を開業することも考えられます。

ただし、実務未経験からいきなり独立するのは、リスクが高いといえます。

もちろん、うまくいくかどうかは、実際にやってみなければ分かりませんが、実務未経験の状態から独立して、すぐに軌道に乗せられるほど甘い世界ではありません。

実務経験がない場合には、まずは実務経験を積んだ方がよいでしょう。

社労士資格は「意味ない」と言われる理由

社労士の資格は意味が無い

社会保険労務士資格は役に立たない

社労士を目指している人の中には、このような意見を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

前述したように、社労士は取得することで様々なメリットを得られる国家資格です。ですが、以下のような理由から「意味が無い」と言われることも有ります。

社労士資格は「意味ない」と言われる理由
  • 取得難易度の割にコスパが悪い
  • 士業の中では知名度が低い
  • 独立の難易度が高い

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

取得難易度の割にコスパが悪い

合格率数%の社労士試験に合格するためには、約1,000時間の勉強が必要となります。

多くの時間を勉強に費やすのだから、相応の見返り(報酬)が欲しいと思うのは、人間の性です。

社労士の平均年収を見てみると、勤務社労士の場合は約460万円となっています。

給与所得者全体の平均年収約436万円と比較しても、社労士の年収は高いとはいえません。

属性年収
勤務社労士460万円
給与所得者全体436万円
参照:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」
参照:e-Stat「令和元年賃金構造基本統計調査」

資格の取得難易度が高い割に平均年収は高くないことから、年収・報酬を重視する価値観の人からは「社労士資格を取っても意味がない」といわれることもあるようです。

しかし、社労士資格を取得する過程で得られるものはたくさんあります。

自分で学習計画を立て、それに従って学習をし、合格という目標を達成する、といった経験の中で、ビジネスパーソンとしての基本スキルの鍛えることができます。

また、難関試験に合格するという経験は自信にも繋がり、仕事や私生活など、あらゆる場面で活かすことができます。

そのため、社労士は決して意味のない資格ではありません。

士業の中では知名度が低い

社労士は、弁護士や税理士といった他の士業と比較すると、知名度の高い資格とはいえません。

知名度が高くないために、独立しても集客が難しいと思われていることから、「社労士を取っても意味がない」といわれています。

しかし、労働問題が複雑化する現代において、社労士の存在意義はますます高まっているといえます。

資格自体の知名度が高くないとしても、専門性を磨くことで、移り変わりの激しい市場のニーズにも応えていくことができるでしょう。

独立の難易度が高い

先述のとおり、社労士は独立開業が可能な資格です。

しかし、資格を取って独立開業したからといって、必ず成功できるわけではありません。

うまく集客ができず、安定した報酬が得られなければ、事業を継続することすらできません。仮に事業が軌道に乗ったとしても、その後も安定的に経営し続けられる保証はないのです。

また、個人事務所を開業しようとする場合、その地域ですでに開業している先輩社労士の中に割って入る必要があります。自らマーケティングし、営業し続けなければ、その地域で勝ち続けることはできないのです。

このように、独立開業には必ずリスクが伴うことから、社労士としての独立開業には否定的な意見も多く、「社労士を取っても意味がない」といわれています。

しかし、社労士としての活躍の場は広がっているといえます。クライアントとの顧問契約を締結するというスタイル以外にも、セミナー講師やコンサルタント、新サービスの提供など、数多の選択肢があります。

自身の理想とする働き方や、社労士資格を取得する目的と照らし合わせ、独立開業について検討するとよいでしょう。

社労士のおすすめ通信講座まとめ

この記事では、社労士試験対策をより効率的に行うためにオススメの通信講座について、厳選した10スクールを解説してきました。

社労士試験に合格することは、決して簡単なことではなく、様々なハードルがあるでしょう。

効率よく試験に合格しようと思うのであれば、独学よりも費用がかかるとしても、スクールを利用するのが得策といえます。

そして、忙しい現代人には、スキマ時間にスマホ一つで勉強することができる通信講座の利用がおすすめです。

今回の記事を読んで、気になる講座や自分に合うと思える講座が見つかった場合には、実際に資料請求等を行ってみましょう。

そして、将来的に社労士として活躍するためにも、まずは本試験合格に向けて、一歩踏み出してみてください。

合格率実績や受講料比較はこちら

教育訓練給付金の対象講座も確認可能!

社労士のおすすめ通信講座スクールの合格率実績や特徴を比較!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてもらえると嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次