デジタル・トランスフォーメーション(DX)が進む現代社会では、企業がAIやIoT、ビッグデータなどの先端技術を活用して業務効率化や新たな顧客価値の創造を目指しています。しかし、市場規模が拡大する一方で、DXを担う人材が深刻に不足しており、2030年には最大約54万人が不足する見込みです。
こうした背景の中、ヒューマンアカデミーが運営する「DXエンジニア講座」は、高年収を狙える需要の高いDXエンジニアを育成するために設計されています。
本記事では、ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座の特徴やメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座基本情報
スクール名 | ヒューマンアカデミー |
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企業名 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
受講費用 | 総額:896,386円 受講料:759,000円 教材費82,386円 入学金:55,000円 (※消費税含む) |
学習サポート | 学習データの見える化システム 専任カウンセラーへの相談 授業の録画視聴可能 |
就職・案件獲得サポート | 就職サポート有り |
受講スタイル | ハイブリッド型受講が可能 オンライン 通学 どちらも対応! |
公式サイト | haa.athuman.com/academy/programming/ |
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座は、実践的なカリキュラムを提供し、デジタル技術を活用してビジネス革新を推進するDXエンジニアを目指せる内容です。
DXエンジニアは単なるプログラマーではなく、初心者や文系理系を問わずあらゆる人が目指せるキャリアです。
IT業界のみならず、メーカー、小売、金融、サービスなど多様な業界で必要とされており、DXの知識やスキルはこれからの時代に欠かせないものになると予想されています。
実践的なカリキュラム
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座は、実務に即したカリキュラムを提供しており、受講生は実際のプロジェクトを通じてスキルを身につけられます。プログラミングの基礎から応用、データベースやGitの使い方まで幅広く学び、実践的なスキルを習得できます。
企業での実務経験を持つ講師が多数在籍しており、現場の視点から具体的な指導を受けられるのも魅力です。
授業では、使えるアプリを実際に作成し、画像認識や音声合成まで体験できます。
カメラで撮影した画像をAIが解析し、人や物体の種類や位置情報を自動的に検出するプロジェクトを通じて、AIプロダクトの仕組みや必要な知識を実践的に学べます。
開発を通じて、手を動かしながら考えることで、プログラミングスキルの深い理解が得られるだけでなく、最先端のIT技術を活用した開発プロセスも体験できるのが特徴です。
また、授業で作成したアプリは就転職時に活用できるため、これから転職を目指す人はポートフォリオとして役立てることが可能です。
プログラマーの先の「DXエンジニア」を目指せる
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座では、単なるプログラミングスキルだけでなく、DX視点からビジネスを改善するためのスキルも学べます。これにより、企業のデジタル変革をリードする能力を身につけることが可能です。
講座内では、コードの実装やテストから始まり、AIやIoTなど最先端のテクノロジー知識も習得でき、DXエンジニアへのステップアップをサポートします。
基本的なプログラミングスキルとDX・AIの知識を合わせて学ぶことで、将来的な昇格や昇給のチャンスも広がります。
最先端のデジタルテクノロジーに関する実践的な学びを通じてエンジニアスキルを磨き、DX推進のスペシャリストを目指せる内容です。
カリキュラム内容
ここでは、ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座で具体的にどのようなことを学ぶのか、具体的なカリキュラム内容を紹介します。
DXエンジニア講座のカリキュラムは以下のように「プログラミングパート」と「DXパート」の2つに分かれています。
それぞれ、詳しく解説していきます。
プログラミングパート
DXエンジニア講座のプログラミングパートの総合学習時間は102時間となっており、以下4つの講座で構成されています。
- Python講座(60時間)
- Python応用講座(30時間)
- Gitの基礎講座(6時間)
- データベース基礎講座(6時間)
当該パートではPythonのスキルを身につけてアプリ開発ができるようになることを目指します。
この講座では、Pythonを通じてシステムやアプリケーション開発の基礎から学び、Pythonアプリケーションで最も使用されるフレームワークである「Django」の使い方も学びます。
さらに、バージョン管理に必要なGitの知識や、システムやアプリケーション開発に不可欠なデータベースの基本的な概要と利用方法についても習得します。
Python講座
Pythonは現在、最も人気のあるプログラミング言語の一つであり、人工知能開発やアプリ開発、ブロックチェーン開発などの領域において活用されています。初心者の方には特におすすめで、直感的で理解しやすい言語です。
ヒューマンアカデミーの講座の中では、Pythonの基礎からデータ分析等の実践的な内容学ぶことが出来るため、初心者でも安心してスキルを身に付けることが出来ます。
- Pythonの基礎
- 人工知能
- スクレイピング
- 表データの分析方法
- オープンデータの分析方法
- WEB-API
- 機械学習
Python応用講座
Python応用講座では、そこまで学んだプログラミングスキルを使って、様々なアプリ開発を実際に行うカリキュラムとなっています。
インプットした知識で実際にアプリ開発を行うことでスキル定着を図ることが可能なことに加え、ここで作成したアプリは転職活動の際にも利用することが出来ます。
- おみくじアプリ
- 家計簿アプリ
- 社内業務効率化アプリ
- 天気情報取得アプリ
- 料理ランキングアプリ
Gitの基礎講座
Gitの講座では、バージョン管理ツールであるGitの基本操作を学びます。
GitHub Desktopを利用した基本操作やリモートリポジトリの操作方法を学ぶことが出来るので、Gitを導入している企業への就職する場合も、スムーズにキャッチアップが出来るようになるでしょう。
- Gitの基礎と準備
- GitHub Desktopを利用した基本操作
- ブランチの操作
- リモートリポジトリの操作
データベース基礎講座
データベースの基礎的な設計と運用方法について学ぶ講座です。
SQL(データベース言語)の基本からデータベース設計、運用方法まで学べる実践的な内容となっています。
- データベースの基本
- データベースの規則とSQL文
- Web日記アプリの作成
- コマンドの利用や管理
DXパート
DXパートの学習時間は30時間で、AIやDXを学び、実際の課題解決やサービス設定・提案ができるようになることを目指します。
DXのためのPython実践講座
Pythonの実践的な活用方法を学び、最先端のAI・DXプロダクトを開発するスキルを身につけます。
さらに、AWSやネットワークの知識、プロジェクトの進め方、ビジネス推進のマインドセットについても学びます。具体的には、画像分析、AIの作り方、AI機能の使い方、Webアプリの仕組み、翻訳・音声合成、アプリ完成度の高め方を習得します。
DXエンジニア講座のカリキュラムの特徴
DXエンジニア講座は、DXエンジニアになるために独自のカリキュラムを用意しています。ここではそのカリキュラムの特徴を具体的に紹介します。
- プログラミングとDXを効率的に学べる
- 実際にアプリ開発を行い体系的なスキルが身につく
- AIなど最先端の開発技術に触れられる
- 授業が分かりやすく挫折しにくい
- 通学とオンラインのハイブリット学習スタイルで学べる
- 一人ひとりの学習をサポートする仕組みがある
プログラミングとDXを効率的に学べる
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座は、プログラミングとDXスキルを同時に学べるように設計されています。
他で運営されている一般的なプログラミング講座では、プログラミング言語に関する内容に終始することが多いですが、同校の講座ではDXエンジニアになるための総合的な知識とスキルを身につけられるのが特徴です。
プログラミングパートでは、Pythonの基礎から応用までを学び、実際にアプリを開発するスキルを身につけます。Pythonの基本文法、データ操作、ライブラリの活用方法を学び、アプリケーションの制作に必要なノウハウも習得できます。
そして、DXパートでは、画像分析や機械学習、AIの作り方、Webアプリの仕組み、翻訳や音声合成の技術といったAIやDXの実践的な活用方法を学びます。
その他にもプロジェクトの進め方やビジネス推進のマインドセットについても触れています。
こうした一連の学習カリキュラムを消化することで、実際の課題解決やサービス設定、提案ができるようになり、即戦力として活躍できる能力を身につけられるのです。
実際にアプリ開発を行い体系的なスキルが身につく
プログラミングの理論だけでなく、テキストで学んだことを使って試行錯誤しながら自分の手を動かしてアプリの開発することで、実践的なスキルを体系的に学べるカリキュラムです。
受講生は、プロジェクトベースの学習を通じて、開発プロセス全体を経験し、チームでの協働作業や問題解決能力を養います。
また、完成したアプリケーションは、転職活動の際にポートフォリオとして活用ができるので、面接官に対するアピール材料となります。
AIなど最先端の開発技術に触れられる
最新の技術を学ぶことができる点も大きな特徴です。特に、AIや機械学習など、今後ますます需要が高まる技術に触れることができます。
講座では、これらの技術を実際のプロジェクトに応用したAIカメラの開発体験などを通じて具体的な開発手法を学び、実務での活用を見据えたスキルを身につけることができます。
授業が分かりやすく挫折しにくい
授業はわかりやすく、初心者でも挫折しにくいよう工夫されています。理解しやすい教材や丁寧な説明、実践的な演習を通じて、着実にスキルを身につけられるように設計されているのが特徴です。
また、経験豊かな講師陣は受講生一人ひとりの理解度に合わせた指導を行い、質問や疑問に対して丁寧に対応します。
通学とオンラインのハイブリット学習スタイルで学べる
本講座は通学とオンラインのハイブリット学習スタイルを採用しています。このため、オンラインで自分のペースで学べるとともに、通学による学習も併せて柔軟に選択できます。
ハイブリッド学習スタイルによって仕事や家庭の都合に合わせた学習が可能となり、通学とオンラインの両方のメリットを享受できます。
ヒューマンアカデミーの各校舎には、現役のプロエンジニアが常駐しており、疑問やプログラムのエラーが発生した際にはいつでも質問して解決できます。校舎は東京や大阪、札幌、名古屋、福岡、熊本、沖縄など全国に25以上あり、非常にアクセスしやすいです。さらに、毎日夜間21時まで開放されているため、仕事終わりでも通いやすい環境が整っています。
一人ひとりの学習をサポートする仕組みがある
ヒューマンアカデミーは、一人ひとりの学習をサポートする体制が整っています。個別のカウンセリングや学習サポートがあり、安心して学べます。
学習の進捗に応じて、適切なアドバイスやサポートを受けられるため、挫折することなく学習を続けられます。
また、就職や転職のサポートも充実しています。専任のスタッフが受講生一人ひとりの不安や悩み、転職先の希望を丁寧に聞き取り、講座修了や資格取得後もサポートを続けます。サポート内容は求人紹介、履歴書の添削、面接対策など多岐にわたり、内定率は90%を超えています。このため、就職や転職に不安がある方でも安心して取り組めます。
DXエンジニア講座のメリット
DXエンジニア講座にはさまざまなメリットがあります。受講して得られるメリットを解説しましょう。
- 将来のDXのニーズに対応している
- 制作したアプリは転職活動に活かせる
- 企画を動かす仕事力が身につく
- AWS設定もしっかりサポートされている
将来のDXのニーズに対応している
DXエンジニアは、今後ますます需要が高まる職種です。ヒューマンアカデミーの講座を受けることで、プログラミングの知識が身につくだけなく、将来のDXのニーズに対応するスキルを身につけることができます。
デジタル技術を駆使してビジネスプロセスを改善し、企業の競争力を高めるためのスキルを学ぶことで、DXエンジニアとしてのキャリアを築けるというのは大きなメリットです。
制作したアプリは転職活動に活かせる
講座で制作したアプリやプロジェクトは、転職活動において大きなアピールポイントとなります。実際の成果物を見せることで、スキルを証明することができます。
特に、プロジェクトベースの学習を通じて得た経験は、企業の採用担当者に対して強力なアピールとなります。成果物はポートフォリオとして活用できるため、転職活動やキャリアアップの際に大いに役立ちます。
企画を動かす仕事力が身につく
プロジェクトを通じて企画を動かす力を養え、単なる技術者としてだけでなくビジネスの推進力となることができます。企画力や問題解決能力を磨くことで、チームリーダーやプロジェクトマネージャーとしてのキャリアも目指せます。
ビジネスの現場で直面する課題に対処し、プロジェクトを成功に導く力を身につけることができる点は、大きなメリットです。
AWS設定もしっかりサポートされている
本講座の受講中と受講後の1年間は、AWSを無料で使用できます。AWSとは、Amazonが提供するクラウドサービスのことで、さまざまなプログラムをはじめ、アプリ開発・IoT構築、AI機能の利用が可能です。
ヒューマンアカデミーでは、高額になりがちなAWSも2年間使い放題ですので、できるだけコストを抑えて学びたい方にも最適な環境です。
デメリット
多くのメリットがある本講座ですが、デメリットについても触れておきましょう。
- 学べるプログラム言語は「Python」だけ
学べるプログラム言語は「Python」だけ
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座で学べるプログラミング言語はPythonに限定されています。そのため、他のプログラミング言語を学びたい場合には、別の講座を検討する必要があります。
Pythonは人工知能やアプリ業界でよく使われるプログラミング言語ですが、企業のシステム開発などにはあまり使われません。
ITエンジニアと一口に言っても、携わりたい領域によって学ぶべきスキルや言語は異なるので、プログラミングスクールを選ぶ際は自身に合ったものを選択するようにしましょう。
DXエンジニア講座がおすすめな人の特徴
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座がおすすめなのは、下記のような人です。
- 時間の効率よくスキルを身につけたい人
- 独学だと挫折するのではないかと心配な人
- 基礎知識から実践スキルまで体系的に学びたい人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
時間の効率よくスキルを身につけたい人
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座はカリキュラムが効率的に構成されており、集中して学ぶことによって、短期間でスキルを習得できます。
特に、時間が限られている社会人や学生にとって、効率的に学べる点は大きなメリットです。
独学だと挫折するのではないかと心配な人
独学では挫折しがちな人でも、ヒューマンアカデミーのハイブリッド学習スタイルやサポート体制があれば安心して学べます。オンラインと通学の両方の良さを取り入れることができ、
個別のカウンセリングや学習サポートが充実しているため、学習の進捗に合わせた適切なアドバイスを受けられます。独学での学習に不安を感じている人にとって、手厚いサポートは心強い要素です。
基礎知識から実践スキルまで体系的に学びたい人
ヒューマンアカデミーの講座は、基礎からしっかりと学び、応用や実践に進めます。
Pythonという人気言語を中心としたITスキルを確実に身につけることができるため、初心者にも安心です。
受講費用
DXエンジニア総合コースの受講費用は下記のとおりです。
入学金 | 55,000円 |
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受講料 | 759,000円 |
教材費 | 82,386円 |
受講費用の総額 | 896,386円 |
受講費用は決して安くは有りませんが、他スクールにはない特徴のある講座のため、自身の目的に合う場合は受講pを検討するとよいでしょう。
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座まとめ
ヒューマンアカデミーのDXエンジニア講座は、実践的なカリキュラムと充実したサポート体制でDXエンジニアを目指す方に最適な講座です。将来のキャリアを見据えたスキルを効率的に学びたい方におすすめです。
これからの時代に大いに活躍が期待できるITエンジニアに興味がある方は、無料説明会・相談会に参加して話を聞いてみるとよいでしょう。
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