キャリアコンサルタントの試験団体選びって重要?試験内容の違いと選び方のコツを解説

キャリアコンサルタント試験団体の違いを徹底解説!難易度や選び方は?
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キャリアコンサルタント資格を取得するためには国家試験に合格する必要がありますが、受験するためには試験団体を選ぶ必要があります。キャリアコンサルタント試験は「キャリアコンサルティング協議会(略称:CC協議会)」「日本キャリア開発協会(略称:JCDA)」の2つの団体で実施されており、それぞれ試験内容に違いがあります

本記事では、キャリアコンサルタント取得における試験団体選びの方法について、試験内容や合格率の違い等の視点から解説していきます。

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目次

キャリアコンサルタント試験はキャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会で実施される

キャリアコンサルタントになるためには、国家試験に合格して厚生労働省管轄の名簿登録を行う必要があります。

キャリアコンサルタント国家試験は以下2つの団体(厚生労働省登録試験機関)で実施されており、それぞれ試験内容や評価項目に違いがある点に注意が必要です。

キャリアコンサルタント試験の実施機関

  • キャリアコンサルティング協議会(略称:CC協議会)
  • 日本キャリア開発協会(略称:JCDA)

※上記2つの団体は「厚生労働省登録試験機関」

上記2つの団体単に試験の実施団体というだけではなく、キャリアコンサルタントの活動を支援する様々な取り組みを行っています。以下にそれぞれの試験団体について詳しく解説していきます。

キャリアコンサルティング協議会(CC協議会)とは

キャリアコンサルティング協議会(略称:CC協議会)は「キャリアコンサルタントの資質の確保」と「キャリアコンサルティングの普及活動」を目的に、2004年にキャリコン育成に携わる様々な団体が集まって設立された団体です。

キャリアコンサルティング協議会はキャリコン資格の登録機関でもあるため、資格取得の際にはすべてのキャリアコンサルタントが当該団体で名簿登録をはじめとした手続きを行います。

また、上位資格である「キャリアコンサルティング技能検定」の試験実施機関でもあるため、国家資格取得後に更にスキルアップを検討している人におすすめの試験団体です。

キャリアコンサルティング協議会(略称:CC協議会)の特徴
  • キャリアコンサルタント資格の登録機関
  • キャリアコンサルティング技能検定も実施

日本キャリア開発協会(JCDA)とは

日本キャリア開発協会(略称:JCDA)は2000年に設立されて以来、キャリアカウンセリングの普及を行ってきた団体です。

キャリアコンサルタントが国家資格になる以前から、キャリアカウンセラー資格である「CDA資格」の発行をしてきた団体であり、2万名の会員ネットワークを有するNPO法人です。

JCDAは「経験代謝」という考え方に基づくキャリアカウンセリング理論を提唱している点が特徴といえるでしょう。

参照:特定非営利活動法人日本キャリア開発協会「キャリアカウンセリングとはなにか」

JCDA(日本キャリア開発協会)の特徴
  • CDA資格を取得可能
  • 「経験代謝」のキャリアカウンセリングを重視

試験団体による難易度と合格率の違い

キャリアコンサルタントの国家試験は2つの団体のどちらかで受験することになりますが、試験内容が異なるため「合格難易度に違いはあるのか?」という点が気になるポイントではないでしょう。

ここでは、「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」の試験難易度の違いについて解説していきます。

合格率の推移を比較

キャリアコンサルティング協議会日本キャリア開発協会
第20回試験51.0%60.7%
第21回試験43.9%52.2%
第22回試験59.3%59.3%
第23回試験61.2%59.8%
第24回試験51.6%53.0%
CC協議会とJCDAの豪悪率比較表(同時受験者の合格率)

上表は「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」の試験回ごとの合格率(学科・実技試験同時受験者)の推移比較表です。

これを見ると分かるように、第20・21回試験では日本キャリア開発協会の方が高い合格率となっているものの、直近の第22回~24回試験では大きな合格率の違いは見られないことが分かります。

どちらの試験団体で受験しても難易度に大きな違いは無い

結論としては、キャリアコンサルタント試験の難易度は「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」のどちらで受験しても大きな違いはありません。

ただし、論述試験の内容は団体によって内容が異なり、面接試験(ロープレ+口頭試問)については評価項目が違う、という相違点があります。

結果的に試験回によっては、試験団体ごとに合格率に違いが生まれることがありますが、第22~24回試験では合格率の違いも少なく、難易度に大きな違いは無いといえるでしょう。

試験難易度に大きな違いは無いが、試験内容の違いが合格率の違いを生んでいる

キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会のキャリコン試験の内容の違い

キャリアコンサルタント試験の内容は試験団体ごとに違いがあるとお伝えしましたが、具体的にはどんな相違点があるのでしょうか?

「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」の試験内容の違いについて確認していきましょう。

学科試験は全く同じ内容

キャリアコンサルタント試験の学科試験は、どちらの試験団体で受験しても同じ内容になっています。

そのため、学科試験はどの試験団体で行う場合であっても、同じ試験対策で問題ないといえるでしょう。

実技試験(論述・面接)の内容が異なる

キャリアコンサルタントの試験団体による違いは、論述試験と面接試験(ロープレ+口頭試問)にあります。

試験団体による実技試験の違い

  • 論述試験は試験内容が違う
  • 面接試験は評価項目が違う

以下に詳しく解説していきます。

論述試験の内容が違う

キャリアコンサルタント実技試験の科目のひとつである「論述試験」について、「キャリアコンサルティングの事例記録を読み、設問に解答」という形式はどちらの団体で受験しても同じです。

ただし、論述試験の事例は試験団体によって異なり、かつ設問についても試験団体によって違うため注意が必要です。

「キャリアコンサルティング協議会」と「日本キャリア開発協会」の論述試験の過去問は以下のリンクから確認可能なので、試験団体選びに悩んでいる人は事前に確認しておきましょう。

過去問の参照先

※どちらの試験団体においても、論述試験の模範解答の提示は無し

面接試験は評価項目が違う

キャリアコンサルタント試験の「面接試験」は15分のロールプレイ(実際のキャリアコンサルティングの最初の15分を想定)と5分間の口頭試問で構成されており、これは、いずれの試験団体を選んでも同じです。

ただし、試験団体によって面接試験の「評価項目」に違いがあるので、しっかり確認しておく必要があります。キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会の評価項目はそれぞれ以下の通りです。

キャリアコンサルティング協議会
日本キャリア開発協会
  • 態度
  • 展開
  • 自己評価
  • 主訴・問題の把握
  • 具体的展開
  • 傾聴

キャリアコンサルタント試験に合格するためには、上記の評価項目全てにおいて「満点の40%以上」の特典が日宇王になります。キャリアコンサルティングの本質を押さえていればどちらの団体で受験しても問題はないものの、試験団体によって重視するポイントが違うため、注意しておきましょう。

取得できる資格は同じ

どちらの試験団体で受験しても、合格後に取得できるのは「国家資格キャリアコンサルタント」であり、違いはありません。そのため、国家資格取得が目的の場合は、どちらの試験団体で受験しても問題ないといえるでしょう。

ただし、日本キャリア開発協会ではキャリアコンサルタントとは別に、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格という認定資格制度があります。一定の条件を満たせば当該資格の取得も可能になるため、興味がある人は以下のリンクから詳細を確認してみるとよいでしょう。

参照:日本キャリア開発協会「CDAになるには」

キャリアコンサルタント試験団体の選び方

ここまでキャリアコンサルタント試験団体の違いについて解説してきましたが、実際に受験申請をする際にどちらで申し込むべきか悩む人が多いようです。

そこで、ここではキャリアコンサルタント試験の受験団体を選ぶ際のポイントについて、以下の3点が挙げられます。

キャリアコンサルタント試験団体の選び方

  • キャリコン養成講座の対応試験団体を選ぶ
  • キャリアコンサルティング技能士取得を目指す人はCC協議会受験がおすすめ
  • CDA資格取得を目指す人にはJCDA受験がおすすめ

上記について、詳しく解説していきます。

キャリコン養成講座の対応試験団体を選ぶ

通っているキャリアコンサルタント養成講座によっては、対応している試験団体が指定されている場合があります。そのため、既に養成講座に通っている人は、自身のスクールが対応している試験団体を確認してみるとよいでしょう。

ただし、最近では「どちらの試験団体にも対応」しているキャリコン養成講座が多いため、その場合は他の選び方を検討する必要があります。

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キャリアコンサルティング技能士取得を目指す人はCC協議会受験がおすすめ

キャリアコンサルタントの上位資格である「キャリアコンサルティング技能士」を目指す予定がある人は、キャリアコンサルティング協議会(CC協議会)で受験をするのがおすすめです。

国家資格であるキャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングのレベルとしては「標準レベル」と定義されているのに対し、キャリアコンサルティング技能士2級は「熟練レベル」、1級は「指導者レベル」と位置付けられます。

キャリアコンサルティング協議会は唯一の「キャリアコンサルティング技能士の試験実施団体」であるため、技能検定に挑戦する予定の人は、試験形式に慣れておくためにも国家資格受験の際にCC協議会を選ぶとよいでしょう。

CDA資格取得を目指す人にはJCDA受験がおすすめ

CDA資格を取得したいと考えている方は、日本キャリア開発協会の受験を検討するとよいでしょう。

CDAとはキャリア・デベロップメント・アドバイザー」の略称で、日本キャリア開発協会が認定する資格です。CDA資格に対応した日本マンパワーの開講するキャリアコンサルタント養成講座を修了するか、もしくはJCDAが実施する特定の講習を修了することで資格を取得売ることが可能です。

CDAになることで2万人を超えるネットワークの一員となることが出来るので、資格取得後に横のつながりを重視して活動したい人にはオススメといえるでしょう。

参照:特定非営利活動法人日本キャリア開発協会「CDAになるには」

キャリアコンサルタント試験の実施団体を選ぶ際の注意点

キャリアコンサルタント試験は2つの試験団体で実施されます。取得できる資格そのものは同じであるものの、資格を取得するにあたっていくつか注意点があります。

試験団体を選ぶ際の注意点

  • 自分の養成講座の対応試験団体を確認する
  • 実技試験の内容が違う
  • 試験会場が違う

上記の注意点について詳しく解説していきます。

自分の養成講座の対応試験団体を確認する

キャリアコンサルタント養成講座を開講しているスクールによっては、対応・推奨されている試験団体が指定されているケースがあります

スクールとして対応していない試験団体であっても受験することは問題有りませんが、講座を通して行われるロールプレイや試験対策講座が、受験団体は違うとややずれてしまう可能性があるので注意が必要です。

特にこだわりが無い場合は、自身の通う養成講座の対応試験団体で受験申し込みを行うようにするとよいでしょう。

実技試験の内容が違う

キャリアコンサルタント試験は受験団体によって実技試験の内容が異なります。論述試験は試験の内容そのものが異なり、面接試験は評価項目が異なります。

特に論述試験は設問の形式から異なった内容になっているため、自身が受験する試験団体が「キャリアコンサルティング協議会」「日本キャリア開発協会」のどちらなのか確認した上で、過去問などで対策を行う必要があります。

本質的に求められるスキルに大きな違いはありませんが、より効率よく試験対策を行うためにも自身の受験団体がどちらなのかしっかり把握しておく必要があります。

実技試験の内容の違いはコチラで解説

試験会場が違う

キャリコン試験をキャリアコンサルティング協議会・日本キャリア開発協会のどちらで受けるかで試験会場が異なるため、注意が必要です。

試験会場は受験票の送付によって知らされrため間違う可能性は低いですが、SNSや受験仲間の話を聞いて勘違いをしてしまわないように注意しておきましょう。

受験会場を間違わないように注意!

キャリアコンサルタントの試験団体についてよくある質問

キャリアコンサルタントの試験団体選びについて、よくある質問についてお答えしていきます。

キャリアコンサルタント試験の実施団体はどこ?

キャリアコンサルタント試験は「キャリアコンサルティング協議会(略称:CC協議会)」「日本キャリア開発協会(略称:JCDA)」の2つの団体で実施されています。

試験団体によって、論述試験の内容や面接試験の評価項目が異なるため、注意しておきましょう。

試験団体によって難易度に違いはありますか?

試験団体によって難易度に大きな違いはありません。

実技試験の内容や評価項目に違いがあるため、合格率に差が生まれる試験回もありますが、近年の試験結果ではその差も大きくありません。そのため、どちらの試験団体で受験しても、基本的に難易度の違いは無いといえるでしょう。

受験するキャリアコンサルタント試験実施団体はどうやって選べばいいですか?

キャリアコンサルタント養成講座によっては対応試験団体が指定されているので、まずはそちらをご確認ください。

>キャリアコンサルタント試験団体の詳しい選び方はコチラ

キャリアコンサルタントの試験団体の違いまとめ

キャリアコンサルタントは2つの受験団体が試験を実施している珍しい国家試験です。

どちらの試験団体を選んでも合格難易度に大きな違いはありませんが、試験団体によって論述試験の内容や面接試験における評価項目に違いがあるので、注意が必要です。

これから受験申し込みを行う人は、自身のスキルアップの計画やキャリコンとしての活動方針に合わせて試験実施団体を選択していくとよいでしょう。

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