日本マンパワーは、キャリアコンサルタントが国家資格になる前からキャリアカウンセラーの養成を行っており、累計4.5万人以上の受講者を輩出してきた歴史あるスクールです。
キャリア支援の専門家育成に知見を持っているからこそ、経験代謝などの実践的スキルの習得ができることに加え、充実した受講サポートを受けることができるスクールです。
本記事では、日本マンパワーが開講するキャリアコンサルタント養成講座の特徴や、修了することで取得可能になる「CDA資格」のメリットについて詳しく解説していきます。
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日本マンパワーの基本情報
スクール名 | 日本マンパワー |
---|---|
運営会社 | 株式会社日本マンパワー |
運営会社所在地 | 東京都千代田区神田東松下町47-1 |
受講スタイル | 通学 オンライン ※どちらも対応可能 |
受講料 | 396,000円 ※説明会参加で割引有り |
特徴 | CDA資格も取得可能 実践的スキルを学べる 受講サポートが充実 ラーニングサポーターによるロープレサポート |
公式HP | www.nipponmanpower.co.jp/cc/ |
日本マンパワーは、キャリアコンサルタントの養成においてパイオニア的スクールです。
キャリアコンサルタントは2016年に職業能力開発促進法に規定され国家資格となりましたが、日本マンパワーでは1999年から養成講座(当時の名称:キャリアカウンセラー養成講座)を開講しており、累計4.5万人以上の受講者を輩出している老舗スクールです。
通学・オンラインどちらの学習スタイルにも対応しており、振替受講は無制限に利用可能なため、全国どこに住んでいる人にもおすすめできるキャリコン養成スクールといえます。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、「経験代謝」をはじめ、キャリア支援の現場で使えるキャリア理論やカウンセリング技法を学べるスクールです。
そのため、実践力を重視する人に特にオススメのキャリコン養成講座といえます。
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日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座の特徴
日本マンパワーは、他のスクールには見られない特徴を持つキャリアコンサルタント養成講座です。日本マンパワーのキャリコン養成講座の特徴は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
CDA資格も取得可能
日本マンパワーの養成講座の最大の特徴として、キャリアコンサルタント資格だけではなく、CDA資格も取得可能である点が挙げられます。
CDAとは、キャリア・デベロップメント・アドバイザー(Career Development Adviser)の略称で、日本キャリア開発協会(JCDA)認定のキャリアカウンセラー資格です。
※日本マンパワーは唯一のCDAカリキュラム提供教育機関(2025年1月時点)
参照:日本キャリア開発協会(JCDA)「CDAカリキュラム提供教育機関」
あくまで「標準レベル」とされる国家資格キャリアコンサルタント取得後は、現場で経験を積みつつ、自己研鑽を続けることが求められます。
CDA資格を取得することで、更新講習の割引受講や会員同士のトレーニングなどの学習の場に加え、交流会等にも参加可能です。
>CDA資格を取得するメリットは本記事内のこちらで解説
>JCDAの会員制度の解説はこちら(事務局長の佐々木好様のインタビュー有り!)
キャリア支援で活かせる実践的スキルを学べる
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、キャリア支援を行う現場で活かせる実践的なスキルを学べる点が特徴です。
同社の講座は、企業や自治体に対して行ってきたキャリア開発支援のノウハウを反映させた内容になっており、経験豊富な講師の知見を交えた指導を受けることができます。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座では、「経験代謝」という相談者自身の経験と内省を通じて、「自己概念の成長」を促す考え方を学ぶことができます。
キャリアコンサルティングを行う上で非常に役立つ考え方なので、資格取得後にキャリア支援の現場で活躍したい人は必見です。
>参照:日本キャリア開発協会「キャリアカウンセリングとは何か」
受講サポート体制が充実
日本マンパワーのキャリコン養成講座はサポート体制が充実している点が特徴です。
特にスクーリング(通学もしくはオンライン受講)はサポートが手厚く、以下の体制でキャリアコンサルティングを学ぶことができます。
- 20名以下の少人数体制
- ラーニングサポーターがロールプレイをサポート
- 経験豊富な講師陣の体験談も聞ける
※スクーリングの際の講座体制です
有資格者の先輩やラーニングサポーターから、ロールプレイに対するフィードバック(5日目・9日目・12日目の実施)を受けられるため、自身のキャリア支援における課題を客観的な視点で明確にすることができます。
講師一人で受講生すべてのロールプレイを確認しようとすると、そもそもロープレの実践回数そのものが少なくなってしまいます。
日本マンパワーでは、ラーニングサポーターのフィードバックにより、練習の質の高さを引き上げることに成功しているといえます。
通学・オンラインどちらも選べるので学びやすい
日本マンパワーのキャリコン養成講座は、体系的な知識のインプットを行う通信教育と、グループワークやロープレ中心のスクーリングで構成されています。
スクーリングは通学・オンラインどちらも好きな方を選べることに加え、受講できない日は振り替え受講が可能(無制限)です。
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日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座を受講してCDA資格を取得する流れ
前述したように、日本マンパワーの養成講座を修了することで、キャリアコンサルタント資格だけではなく、日本キャリア開発協会認定のCDA資格も取得可能です。
CDA資格取得の主な流れは以下の通りです。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座を修了
CDA資格対応の同社講座を受講し、通学・通信ともに修了する
日本キャリア開発協会(JCDA)にCDA会員として入会
日本キャリア開発協会(JCDA)にCDA会員として入会(※)。
※入会金5,000円+年会費8,000円が必要
ただし、キャリアコンサルタント国家試験合格から2年以内に入会が必要です。合格から2年以上経過した場合は、
別途、日本キャリア開発協会が開講しているCDA認定講座の受講が必要です。
CDA資格を取得
JCDA入会手続き完了後、認定証が届きます。
日本キャリア開発協会(JCDA)はキャリアコンサルタント試験の実施団体でもあります。
国家試験は「日本キャリア開発協会」と「キャリアコンサルティング協議会」の2団体の好きな方で受験可能ですが、日本マンパワーのキャリコン養成講座を受講する人であれば、日本キャリア開発協会で受験を検討するといいでしょう。
CDA資格を取得するメリット4選
日本キャリア開発協会が認定するCDA資格は、「キャリア形成を推進するエキスパート」を証明する資格です。
CDA資格を取得するメリットは以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
全国約2万人のネットワークに参加可能
CDA資格を取得して日本キャリア開発協会(JCDA)になることで、約2万人のネットワークに参加できる点が大きなメリットのひとつです。
会員の活躍フィールドは人事や教育、人材ビジネスなど多岐にわたり、交流を深めることでキャリアコンサルタントとしての支援の幅を広げることができるでしょう。
キャリアコンサルタントは非常に幅広い分野で活躍できるポテンシャルがある反面、個々人で見ると自身の専門分野以外は対応が難しいことも少なくありません。
形は違えど「キャリア支援」という分野で活躍する会員と交流を持つことで、いざという時のリファー先として相談できるだけではなく、キャリアコンサルタントとして活躍を続けるモチベーションにもつながるでしょう。
JCDAの更新講習を割引受講可能
CDA資格取得の過程で日本キャリア開発協会(JCDA)の会員になるため、同協会の更新講習を割引で受講することが可能になります。
キャリアコンサルタントの資格は5年毎の更新制で、更新を受けるためには厚生労働大臣の指定を受けた講習を、以下のように合計38時間受ける必要があります。
- 知識講習
-
時間の経過に伴って変化する労働関係法令や労働市場、メンタルヘルス等の知識の維持を図るための講習。
8時間以上の受講が必要
- 技能講習
-
経験や活動分野に応じて、キャリアコンサルティングの実施に必要な技能を維持するための講習。
30時間以上の受講が必要
更新講習は様々な団体や企業で開講されていますが、日本キャリア開発協会(JCDA)でも豊富な技能講習が開講されています。
CDA資格を取得して日本キャリア開発協会の会員になることで、割引受講が可能になる点がメリットといえるでしょう。
会員なら無料で受講できる更新講習もあるので、入会金や年会費のもとは充分に取れるといえるでしょう。
合格後5年以内の更新講習が免除される「キャリアコンサルティング技能検定1級・2級」の難易度・合格率はこちらで解説!
キャリア支援の実践の機会が得られる
CDA資格を取得することで、キャリア支援の実践の場を得られる点がメリットのひとつです。
日本キャリア開発協会で就職フェア等のカウンセリング担当者の募集がある場合等、メール配信によって情報を受け取ることができます。
弊社が運営する「キャリアバディ」では、キャリアコンサルタント有資格者の方であればすぐにオンラインでキャリア相談を始めることが可能です。
興味がある方は、上記のリンクから是非チェックしてみてください。
ピアトレーニングを受講可能
CDA資格を取得することで、日本キャリア開発協会が会員向けに提供している「ピアトレーニング」に参加することが出来ます。
ピアトレーニングとは、キャリアカウンセリングを会員同士が学びあう場です。進行役として日本キャリア開発協会認定のピアファシリテーターが参加するため、より実践力を磨きやすい場となっています。
以下の3つのピアトレーニングが無料で何度でも参加できるため、養成講座修了後の自己研鑽に不安を感じている人に特にオススメです。
- 経験代謝ピアトレーニング
- ピアワークショップ
- 金の糸ピアトレーニング
ピア(peer)は「仲間」の意味を持っており、ピアトレーニングは会員同士で作り上げる学びの場となっています。
会員同士の意見交換やかかわりを通して学ぶことができるため、安心して参加することができます。
キャリアコンサルタント養成講座では、志の近い仲間と学びあうことができますが、通常のスクールでは修了後に関係が希薄になってしまうことも少なくありません。
そのため、特にキャリコン資格取得後も横のつながりが欲しい人には、日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座がおすすめスクールといえます。
日本マンパワーのキャリコン養成講座の受講料と割引制度
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座の受講料や割引制度は以下の通りです。
- 受講料:396,000円
- 説明会参加特典割引受講料:385,000円
>説明会参加はこちらから - 有資格者紹介割引:385,000円(税込)
- 学生割引受講料:341,000円
- 説明会参加特典割引受講料:385,000円
※全て税込み表記
39.6万円の受講料は決して安くはありませんが、無料の説明会に参加することで11,000円引き(税込み)のクーポンを受け取れるので、受講を検討している人は、まず説明会に参加するといいでしょう。
また、日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は「専門実践教育訓練給付金」の対象講座になっているため、利用することで、受講料の最大80%の支給を受けることが可能です。そのため、経済的負担を抑えて受講したい人は、積極的に活用するようにしましょう。
自身が教育訓練給付金の対象者になるかどうかは、最寄りのハローワークの窓口で確認をするようにしましょう。
実質自己負担額の一例
- 受講料の50%の給付を受ける場合
-
自己負担額:198,000円(受講料396,000円-支給額198,000円)
- 受講料の70%の給付を受ける場合
-
自己負担額:118,800円(受講料396,000円-支給額277,200円)
※当初予定していた試験回で合格し、キャリアンサルタント資格の取得が必要 - 受講料の80%の給付を受ける場合
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自己負担額:79,200円(受講料396,000円-支給額316,800円)
※受講料70%支給の要件を満たしたうえで、訓練修了後の賃金が受講前と比較して5%以上上昇した場合に対象
※専門実践教育訓練給付制度の詳細は、最寄りのハローワークでご確認ください。
まずは講座説明会に参加することがおすすめ!
日本マンパワーのキャリコン養成講座の受講を検討する場合は、まずは無料の講座説明会に参加することがオススメです。
説明会に参加することで、ワークや体験会を通して養成講座のイメージが固められることに加え、前述したように割引クーポンも受け取ることができます。そのため、迷っている人はまずは講座説明会に参加するといいでしょう。
オンライン(zoom)参加だけではなく、各地でオフライン説明会も実施されているため、都合に合わせて参加する説明会を選びましょう。
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日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座まとめ
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は、経験代謝をはじめとした実践的なスキルを学べることに加え、CDA資格取得もできるスクールです。
CDA資格を取得することで、約2万人のネットワークに参加可能で、会員同士のピアトレーニングや日本キャリア開発協会の更新講習割引等、キャリアコンサルタントとして活動するうえで多くのメリットを得ることができます。
そのため、キャリアコンサルタント資格取得後に「学び続けられる場が欲しい」「横のつながりを大切にしたい」と考えている人には、日本マンパワーのキャリコン養成講座が特におすすめといえます。