【キャリアコンサルタントは永遠に学びの場】キャリアコンサルタントもなさんの体験談

キャリアコンサルタントもなさんの体験談「キャリコンは永遠に学びの場」
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キャリアコンサルタントは年齢や性別を問わず、これまでの経験を活かして活躍することが可能な国家資格です。

本記事では、そんなキャリアコンサルタント資格保有者の「もなさん」について、資格取得のキッカケや今後の目標についてお聞きしました!

キャリアコンサルタントの副業におすすめ!

目次

キャリアコンサルタント取得からあっという間の5年間

2020年1月にキャリアコンサルタントの登録をしました、もなです!

取得してからあっという間に時間が経ち、5年毎に必要な資格更新手続きを知らせるはがきが届き、時の流れの速さに驚きを隠せませんでした。

ここ10年ちょっとHR領域に漂っている中で、1人ひとりの「未来の描き方」やそれぞれが表現する「言葉の広がり」に関心を寄せてきました。中でも「どのように人は決断をしていくのか?」を一緒に考えられる立ち位置で仕事をしたいと思い、採用人事を経て複数社で新規事業の立ち上げを行い、そして今は再度採用人事として社内外問わず様々な方と向き合っている日々です。

紆余曲折あった中で私自身のライフスタイルの変化(現在小学校&保育園に通う子ども2人の育児に奮闘中)もあり、常に「ワークとライフのバランスとは?」を考え続けているのが「今の私」の特徴かもしれません。

キャリアカウンセリングは2019年後半からスタート、その後コロナウイルスの影響もあり、「今の/これからの あるべき姿は?」を考える機会が増えたように感じています。まずは自分を知ること(自己理解)」「それに伴い、言葉の幅(表現の可能性を追求する)を広げること」をモットーに、様々な観点から傾聴を繰り返し、相対するその方らしい唯一無二の生き方を一緒に考えるスタンスを常に大事にしています。

キャリコン資格取得のきっかけは「候補者との関わり方」に疑問を抱いたから

じつは私、「資格取得のための勉強」がとても苦手で、特に「合格するために頑張ろう」と目的がすり替わってしまうことに時として違和感を覚えています。「やるなら自分の糧にしたい!」と強く考えてしまうので、全てに時間をかけてしまい、その時ばかりは持前の瞬発力が鈍ってしまうことを多々経験してきました。

学生時代は中学~高校まで陸上部に所属していたこともあり、常に「自分と向き合った分だけ成果がでる」ことを体現してきたことが原体験になっているのでは?と考えている部分もあるのかと思います。故に、今後資格取得を考えることはないだろう…と大人になってから強く思っていました。

とあるチャンスから新卒採用を担当するようになった私(当時派遣採用を兼務、計5年弱担当)は、「どう相手の心を掴もう…」「どう承諾に進めよう…」と我武者羅でした。

しかし、ここである疑問がわきました。「これは果たして、お互いの未来(候補者さん・会社)にとって良い考え方なのか?」

過去に顧客対応をしていた時の私であれば、とにかく相手の満足度を追及しつつ、双方Happyになる瞬間が継続することを常に考えていました。その思考はどこにいってしまったのか…と愕然としたことをよく覚えています。

では、何をしようか?何を学ぼうか?

その時に思い付いたのが「まずは一定の基準がある資格取得を目指してみよう」ということでした。私の場合の資格取得は、あくまで「今までやってきたこと/これからやろうと思っていることの答え合わせ」、そして相対する方に「この人は誰かのキャリアに携わってきたプロなんだな、という安心感を与えたい」と考えたことが、資格取得という目標に繋がっていました。

キャリアコンサルタントの学びが活きる場所は無限大!

キャリアコンサルタントの資格取得のために勉強をするようになって、一気に視界が開けた感覚がありました。

様々なキャリア理論家による体系建てられた知識、問いや言葉の選び方によって変わってくる相手の反応、世の中のルールやキャリアに関する情報。講座で学ぶのはキャリアカウンセリングで活用できるスキルや知識ですが、子育てをする上でも役に立っていると感じています。

キャリコン資格取得の勉強を通じて、「主観」というフィルタを外すことが容易になり、子どもたちとも「それはどうしてそう思った?」「ママはどうしてそれが好きなの?」という会話が日常になりました。子どもたちは自分が知っている言葉を並べて一生懸命話してくれます。その言葉の選び方が私自身にとっても学びとなり、表現の幅に繋がるという相乗効果を感じています。

また、資格取得当時は転職エージェントの立ち上げに携わっていたので、全ポジション/全方位で進めるフェーズの中で講座の学びがとても活かされたと思っています。特に、キャリアコンサルタントとして必須スキルのひとつである「傾聴」は、様々な場面で役に立ちました。

顧客や社内の担当者に対して、話を聞くだけではなくヒアリングした情報と掛け合わせ、言葉の並べ方にも常に気を配りつつ提案が出来るようになりました。このスキルは本当に私にとっての財産だと思います。

キャリアコンサルタントのもなさん

実務経験があったので、キャリアコンサルタント養成講座に通わない選択もできたのですが、同じ資格を目指す同志たちと切磋琢磨する環境に入って体現をしながら勉強をしたかったので受講する決断をしました。
給付金の制度含め申請方法を知ることも勉強になりました。

「キャリアコンサルタント」は永遠に学びの場であると痛感

私がキャリアコンサルタント試験を受験した際は、実技試験は1回目、筆記試験は3回目で合格することが出来ました。

試験合格がわかった瞬間から副業でカウンセリングができないか?を考え、活動場所を探しました。当時はTwitter(X)経由の採用が活発化していたタイミングでしたので、気になるアカウントは全てフォローしながら採用のタイミングを待ち構えていました。結果的にある会社とご縁があり、キャリアコンサルタント登録前に活動をスタートしました。

現在は採用人事に戻り、並行して業務委託契約でキャリアコンサルタントや個人でお声掛けいただいた方との継続的なカウンセリングを続けています。仕事を通して、特にHR領域に所属していると世の中の動きが良く見える…と痛感しています。

転職エージェント目線で言えば「toBの感覚:どんな領域の動きが良いか?(採用枠を多く出しているのか、条件面での良さが目立つか、等)」、人事目線で言えば「toCの感覚:どんなことを求めているのか?(どんなところに着目する方が多いのか 等)」、それぞれを紐解くことで必然的に何を情報として持たなければならないのか?見えてくるのでは…と考えています。

キャリアコンサルタントとして活動していると「情報の提供」が必要になってくるシーンもあり、相談者の状況に合わせて「現在の転職市場」「必要な法律の情報」をお伝えできることが求められます。これを実践するためには、常に学び、脳内をアップデートするしかないです。これらを楽しめることが、もしかしたらキャリアコンサルタントとして活動していく上でとても大事なことかもしれません。

私自身の「学び」としては、「両立支援コーディネーター基礎研修」を受講しました。

本来は「病気の治療と仕事の両立」を支援する知識を得るための研修ですが、「両立」という大きなくくりで考えると、私自身「家庭と仕事の両立」を目指していたため、学びのために受講しました。

研修の中では「両立をしたいと考える労働者側」「両立できるように環境面を考える/整える側」のことや、両立を目指す上のルールや具体的な事例を学びました。Web受講だったので隙間時間の受講がとてもありがたく、今でも何度も資料を読み返しています。並行して、医療周りは私自身ほぼ知識がない状態なので、必要に応じてリファ―できる先を探す必要がある!と、私自身がハブとなってより良い両立方法を一緒に検討できる手段も模索しているところです。

また、私自身が大事にしている「言葉の幅(表現の可能性を追求する)を広げること」という点でも、過去学んだ経験を活かして手話の学び直しを始めました。学び直す方法をみつけることに苦戦中ですが、まずは学生時代を思い出して指文字一覧を部屋に貼ることから始めています。

キャリアコンサルタントのもなさん

キャリアコンサルタントの資格を軸として、学びが広がる楽しさを日々感じています。

「自分で自分を知ることに興味を持てる人」を増やしたい

キャリアコンサルタントとして活動するようになってから、今年で5年目を迎えます。

カウンセリングを通じて多くの方と出会い、それぞれが持つ目線や感情に触れる機会をいただけることに喜びを感じると同時に、もっと学ばねば…と背中を押していただけることを生きがいとしているように思います。

カウンセリング後にいただくメッセージの中に「言語化の重要性を感じる」という感想が多くあります。カウンセリングは対面(オンライン含む)のやりとりの中でもテキストのやりとりの中でも、その方だからこそ選べる言葉をたくさん並べていただくので、私自身もその後押しをするように質問を投げかけることがほとんどです。

自分らしい言語化ができることで「言葉の幅(表現の可能性を追求する)を広げられる」、結果「自分を知ること(自己理解)」に繋がり、自分と向き合うことの楽しさや自分を表現することに自信が持てるようになるのでは?と考えています。

これは第三者がいるからこそ可能性が広がるとも思うのですが、もしかしたらフトした瞬間に自分1人でできるようになると、より一層自分らしい自分になれるスタートダッシュを早くきることができるかもしれませんね。そんなきっかけが渡せるような、キャリアコンサルタントであり続けたいです。

情報過多な今の時代、周りからの情報が自然と増えてしまって、じつは自分の気持ちだけに目を向ける機会が減ってしまっている可能性があるのでは…と感じています。そんな時は是非、自分だけに向き合える時間を増やしてみてください。きっと新しい一歩が踏み出せると思います!

キャリアコンサルタントの副業におすすめ!

キャリアコンサルタントもなさんの体験談「キャリコンは永遠に学びの場」

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